世界三大希少石とは、パライバトルマリン、アレキサンドライト、パパラチアサファイアの3つの宝石のことを指します。どの宝石も希少性がとても高く、あまり見かけることが少ないです。しかしどの宝石も、独特の色があり普段目にするジュエリーとはまた別の魅力を持っています。今回は、世界三大希少石について解説します。

世界三大希少石1.パライバトルマリン

最初に紹介する世界三大希少石は、パライバトルマリンです。パライバトルマリンは独特の澄んだ青い色の宝石で、とても人気が高い宝石でもあります。

パライバトルマリンの特徴

パライバトルマリンは、独特の蛍光性を持ち鮮やかな青~緑色をした宝石です。もともとブラジルのパライバ州から産出される希少性の高い宝石でしたが、現在はパライバ州の鉱山自体が閉鎖されているため、「幻の宝石」とも呼ばれることがあります。
パライバトルマリンは産出量が少ないのと、人気があることから、ダイヤモンドより希少でとても高い値段が付けられることが多い宝石です。

パライバトルマリンの魅力

パライバトルマリンの魅力は南国の海の色のような、透き通る青い色。他の宝石では出せないその魅惑的な色は、世界中で人気があります。
希少な宝石なので、大小問わず見かけたらぜひ手に取って見てみてください。
Pt900 パライバトルマリン ピアス

世界三大希少石2.アレキサンドライト

続いて紹介する世界三大希少石は、アレキサンドライトです。アレキサンドライトは、当たる光によって色が変わる変色効果で有名な宝石です。

アレキサンドライトの特徴

アレキサンドライトは、「宝石の王様」とも呼ばれるほどの貴重で、高潔な雰囲気を醸し出す宝石。アレキサンドライトは、日光の下だと緑色がかった青色に見え、ろうそくの火の下だと深紅や紫、オレンジに見えることから、「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれるほどの変色性を持っています。
初めて発見されたのが、ロシア帝国のウラル山脈の鉱山で、皇帝アレキサンドル二世の誕生日だったため、皇帝の名前にちなんで「アレキサンドライト」と名付けられました。
当初は、緑色に見えたためエメラルドと勘違いされた逸話もあります。

アレキサンドライトの魅力

アレキサンドライトの一番の魅力は、その変色性です。はっきりとわかるほどの変色効果がある石のほうが、質が高いと言われています。
昼は緑色で、気品に溢れた表情をし、夜には赤みを帯びた妖艶な表情に変化するのが醍醐味として人気の宝石です。
どちらの色も気品の高い雰囲気を醸し出すので、「宝石の王様」にふさわしいジュエリーとして身に着けると楽しめるでしょう。
Pt900アレキサンドライト一粒ピアス

世界三大希少石3.パパラチアサファイア

3つ目の世界三大希少石は、パパラチアサファイアです。サファイアは青いイメージがあるかもしれませんが、ピンクやイエローなどいろいろな色を持っている宝石です。パパラチアサファイアはサファイアの中でも、特に希少性の高い宝石でもあります。

パパラチアサファイアの特徴

パパラチアとは、スリランカのシンハラ語で「蓮の花」を意味しています。パパラチアサファイアは、ピンクとオレンジの中間色の色見を持った宝石で、スリランカで産出され、パパラチアサファイアとして判定された物だけが、パパラチアサファイアとして業界では認知されています。
それは、2000年代初めにマダガスカルで宝石ラッシュが起こり、マダガスカル産のパパラチアサファイアが出回りました。しかし、マダガスカル産のものは、表面を加工処理してパパラチアサファイアに仕立てたもので、中身は別の色だったようです。
そのため、市場に出回るパパラチアサファイアはきちんと鑑定され、鑑定書付のものが流通することになりました。
ちなみにパパラチアサファイアの色の基準は定まっておらず、国によって基準がバラバラです。また、パパラチアサファイアは色を鮮やかにするために、大半は熱加工処理がされていますが、そのことはきちんと鑑定書に記載されています。
パパラチアサファイアはスリランカのみでの産出のため、希少性がとても高く「King of Sapphire(サファイアの王)」とも呼ばれています。

パパラチアサファイアの魅力

パパラチアサファイアの魅力は、その稀少性と他のサファイアとは違う色です。ピンクからオレンジの中間色は独特ですが透明感があり、肌を綺麗に見せてくれる効果も期待できます。

まとめ

世界三大希少石のパライバトルマリン、アレキサンドライト、パパラチアサファイアを紹介しました。どの宝石も他の宝石にはない色の特徴や世界で人気なため、希少性も相まって高値で取引されることが多い宝石です。それゆえ幻の宝石と捉えられています。
なかなかお目にかかれる機会は少ないので、ジュエリーショップなどで世界三大希少石を見かけたら、ぜひ手に取って眺めてみてください。また所有することで、普段のファッションの楽しみが増えるかもしれません。