大切な人と長く時間を過ごしていると贈り物をする機会って何度となくありますよね。マンネリ化を避けたいと考えるなら、プレゼントに絵本を添えてみてはいかがでしょうか?いつもとは少し違った雰囲気を演出できますよ。

最近は大人の女性でも絵本が好きという人が増えました。子供時代から慣れ親しんだ絵本がある人や、優れた児童文学に触れる機会があった人など。絵本は身近な存在に感じる人が意外と多いもの。たとえ少しのあいだ手に取ることがなかったとしても、再び目を通す機会があった時にはすんなりとその世界に入ることができるとても奥深いものですよね。
また大人になってから触れる絵本は子供の感覚で読むものとはまた違った視点で絵本の内容をとらえることができ、大人だからこそ胸に響く物語や絵もあるのではないでしょうか

今回は世界中で多くの人を惹きつけた魅力的な絵本「おおきな木」をご紹介するとともに、この絵本にピッタリのジュエリーをご提案したいと思います。

「おおきな木」ってどんな絵本?

今から半世紀ほど前にアメリカで出版された絵本。作家シェル・シルヴァスタインの作品です。この作品の原題は「The Giving Tree」となっています。この原題って日本語に訳されたタイトル「おおきな木」とは全く違った印象を受けませんか?実はこの原題の方が内容に添ったものといえます。
日本ではアメリカで発表された12年後にふたつの翻訳で出版されました。そしてさらに近年、村上春樹さんが訳した新たなバージョンが出版され話題になりました。

「おおきな木」ストーリー紹介

あるところに一本のりんごの木がありました。そのりんごの木はひとりのかわいい男の子ととても仲良しでした。男の子は木が大好きで毎日木といろんなことをして遊びました。だから木はとても幸せでした。
ところが時は流れ、小さかった男の子は成長して少年、そして青年となり木に会いに来ることがなくなっていきます。ある日、大きくなった男の子が久しぶりに木のところへやってきました。木は「昔のように遊んでおいきなさい。」と言いましたが男の子はこう言います。「木と遊んでも楽しくない。ものを買って楽しみたい。」と。木は困りましたが、自分の枝に付けたりんごの実をすべて与えてこれをお金にかえればいいよと伝えます。
さらに大人になった男の子は家を欲しがり、木はその枝を与えます。また次にやってきた年老いた男の子は船を欲しがり、木はついにその幹を与え、とうとう切り株だけになってしまいます……。

「おおきな木」から感じること

集めた葉っぱで何時間も遊ぶことができる想像力。木の枝に魅力を感じたくさん広い集める集中力。こどもの力って無限です。
そんなこどもと向き合い自分が持っているものを与え続けるりんごの木。お互いの気持ちが通い合っている前半の段階では、喜びや希望があふれているのですが、少しずつ悲しみやせつなさがじわじわと押し寄せるような感覚。なんとも言えないモヤモヤした気持ちになるようなシーンが続きます。そしてそこからどんな気持ちが自分から湧き上がるのか…。

贈った人と受け取った人が一緒に読んでその気持ちを伝え合うのもすてきですね。絵本は時間をかけずにパラパラとめくることができます。綴られているのは簡単な言葉ばかり。でもその単純な言葉の奥には深い世界が広がっているのです。

グリーンガーネットの輝きはまるで空に向かって伸びゆく木の葉のよう

みずみずしく爽やかな印象を受けるグリーンジュエリー。目に鮮やかな明るいグリーンジュエリーから深く落ち着いた輝きを放つグリーンジュエリーまで。いろんなトーンのグリーンがあります。
その中でも「おおきな木」を表すような、芯のある強いカラーが特徴のグリーンジュエリーがグリーンガーネット(ツァボライト)です。その澄んだ輝きからは葉を広げてすくっと立つ一本の木につながるようなパワーを感じます。「おおきな木」という絵本に添えるにはピッタリのジュエリーです。
K18YG グリーンガーネット ピアス

ガーネットといえば、赤い色を想像する方も多いかもしれません。でも実はさまざまな色味があるジュエリーです。その中で緑色のものを「グリーンガーネット(ツァボライト)」と言います。明るく爽やかな輝きが印象的なグリーンジュエリーで石言葉は「愛情」「忍耐」。これは「大きな木」にも通じるワードですね。

まとめ

この絵本を添えて、どういうメッセージを伝えたいのかは人それぞれ。絵本は読み手によって受け取る印象が違うものです。特にこの「おおきな木」は同じ人が読んでもその時の立場や状況で全く違った感想を持つことだってありうる絵本です。訳をされた村上春樹さんはあとがきで「奥行きのある感情」と記されていますが、それこそがダイレクトな言葉で自分の気持ちを綴る手紙とは違う絵本を贈るというおもしろさではないでしょうか。

そして昔読んだことがあるな……という人にももう一度読んでいただきたいなと思います。これは大人になった今だからこそ読みたい絵本のひとつです。すんなりと響く人もいるかもしれないし、今はわからないという人もいるかもしれません。でもこんな素晴らしい絵本がすぐそばにあるような人生はきっと豊かだなと思うのです。
それは一粒の輝けるジュエリーを身に着けるのと同じようなものなのかもしれません。