「人生で一度は観てみたいものって何ですか?」そう聞かれたときにお相撲、歌舞伎、タカラヅカと答える人は多いようです。伝統ある独特の世界をのぞいてみたいからなのかもしれません。ジュエリーボックスを眺めているような宝塚歌劇は、スターと呼ばれる男役とお姫様のような娘役が演じる様式美を追求した舞台。そんな舞台をいざ観劇することになったらマナーやルールって気になりませんか。今回はタカラヅカ初観劇の際、これだけは押さえておきたいマナーやルールについてまとめてみました。

どの公演を観に行く?観劇のチャンスはたくさん!

宝塚歌劇団には花・月・雪・星・宙(そら)と呼ばれる5つの組があります。その5つの組が2つある本拠地の劇場にて月替わりで公演、全国ツアーと呼ばれる地方公演、小ホールや本拠地以外の劇場での公演などたくさんの公演を順番に担当します。観るチャンスがとてもたくさんある劇団のひとつです。人気の公演やトップスターの退団公演など、チケットが取りにくい舞台もありますが、「宝塚歌劇を楽しんでみたい」と公演や座席の場所にこだわらないのなら比較的お席を用意することは簡単です。
本拠地で行われる公演の場合、基本的に同じ公演が1か月程度続きます。その中で初日と千秋楽はチケットが取りにくい公演なうえ、一見さんには少し難しいようなファンならではのディープなポイントがあるとされています。もし初めて観ることをお考えの場合には、初日と千秋楽を除いた日程のチケットを押さえるようにしましょう

マナーの基本!観劇の服装は?

タカラヅカだから!と特に注意すべき服装はありませんが、実はあまり着物はおすすめできません。なぜなら劇場の座席というのは深く腰掛けることが前提で設計されているからです。これは宝塚に限らずいえることなのですが、前の座席に座った人がいわゆる前のめりと呼ばれる姿勢を取ると、後ろの人の視野をグッと遮ることになってしまうのです。着物は帯があるためどうしても深く腰掛けることが難しくなります。和装は華やかでステキなのですが、マナーの点では控えるほうがいいでしょう。
他に観劇スタイルで気を付けることがあるとするなら、それはヘアスタイルです。オシャレしたいと思っても髪を上に結い上げるヘアスタイルは厳禁です。着物やヘアスタイルなど後方のお客さんのことも考えて観劇したいですね。
また服装は季節関わらず調節の出来るものを準備しましょう。とくに夏の劇場はしっかり冷房が効いています。一度席に着くと休憩に入るまで一時間半動くことがありません。寒いと感じたらせっかくの公演を楽しめません。羽織るものがあるとマナーに関わらず安心ですね。
公演時間はおよそ2時間半。普段着こなしているお出掛けスタイルに上質のジュエリーをプラスするようなスタイルが一番おすすめです。
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拍手のタイミングは?タカラヅカ観劇にルールあり?

次に気になるのが宝塚歌劇特有のルールだと思います。歌舞伎と違って宝塚歌劇に掛け声はNG。また注意したいのが写真や録画を特に厳しく禁止しているところです。豪華絢爛な雰囲気をお友達に伝えたいから…とスターさんの様子を写真に撮ってSNSに挙げたりすることのないようにしてくださいね。
そして難しいのが拍手のタイミングかもしれません。宝塚歌劇に限らずミュージカルはお芝居の流れのなかで歌い出すものです。お芝居の途中でもソロ歌唱の最後に拍手が入ったりすることもありますが、慣れないうちは最後のフィナーレだけでも十分です。ちなみにフィナーレの最後にスターさんたちが銀橋と呼ばれるせり出し舞台を次々と渡り歩きます。そのシーンはお客様みんな揃って手拍子を打ち、一体感を楽しむこができる瞬間です。

子どもとの観劇。子どもにも見せたいなと思ったら…。

マナーやルールを守れば宝塚歌劇は小さいお子様でも観ることができます。美しい生演奏の音楽や一糸乱れぬダンスなど情操教育にもおすすめです。ただし観劇の際は3歳からチケットが必要となっています。もし小さなお子さま用で一席押さえるなら、当日係員に伝えてみてください。お子さまのために劇場が用意した座席底上げのクッションを準備してくれますよ。
それでもお子さまによっては暗いシーンを怖がったり、途中で飽きてしまう…なんてこともありますよね。公演の内容そのものはお子さまを対象にした内容にはなっていませんのでそこは親の判断が必要です。
また1階席後方には防音に配慮した別室を設けてありますので、こちらを利用するのも落ち着いて観劇できておすすめです。ただしガラス窓を通しての観劇になるので少し臨場感がうすれるかもしれません。それでも周りを気にすることなくナマの舞台を落ち着いてみることができるという何よりのメリットがあります。
また劇場ロビー周辺には託児所があるので、こちらを利用してお母さまのリフレッシュとして観劇を楽しむのもいいですね。

まとめ

タカラヅカを観劇する際に押さえておきたいポイントをルールやマナーという観点でまとめてみました。タカラヅカってディープな世界のようで実はオープンな世界。先日創立100周年を迎えたのは多くの人に愛され続けたからこそ。ジュエリーの輝きのようなその舞台は、一見の価値ありです。
お気に入りの宝石を身に纏い煌びやかな世界を楽しんで下さいね!