ロードクロサイト、どこかで聞いたことがあるという方も多いことでしょう。淡いピンキッシュレッドが心トキメク、なんだか新しい恋を運んで来てくれそうなキュートな宝石です。
今回はそんなロードクロサイトの特徴、パワーストーンとして人気のその理由から着用の注意点までを解説していきたいと思います。

パワーストーンとしても人気!ロードクロサイトとは?

まるでキイチゴを結晶に閉じ込めた、そんな可憐なカラーが自慢のロードクロサイト。その色合いからジュエリーとして加工されることも多く、特に若い女性に人気のある宝石です。
ここではそんなロードクロサイトの魅力を徹底検証!またパワーブレスとしても引っ張りだこな、その理由についてもご紹介していきたいと思います。

ロードクロサイトってこんな宝石!

ロードクロサイトは非常に艶やかでプルプルなキイチゴカラーの鉱物です。採掘されたのが1940年代ということで、そこまで歴史の深い宝石ではありませんが、最近ではロードクロサイトのキュートさに心トキメク女性も少なくありません。

ルビーともガーネットとも異なるそのカラー、もはや口に放り込みたくなるような色合い、艶がゆえに、昨今非常に人気が出てきた宝石です。その赤色の秘密はマンガンに由来し、各鉱山でその元素の割合や内包物によって、ワインレッド~ペールピンク系統のカラーバリエーションを見せてくれます。特にコロラドのスイートホーム鉱山のロードクロサイトは、インクルージョンも少なくビビットな蛍光ピンクを思わせる色合いで、大変高額で取引されています。(現在スイートホーム鉱山は枯渇してしまいましたが。)

また日本の秋田や青森、北海道でも産出することでも知られており、アメリカ産ほどの透明感があるものは少ないものの、奥ゆかしい雅なレッドカラーで人気を集めているのです。

その色合いが見せる通り、「情熱的な愛」の宝石言葉を持つロードクロサイトですが、その脆弱な硬さがゆえに、石留め職人泣かせの宝石としても知られています。

ロードクロサイトが持つ効果・効能とその意味について

ロードクロサイトはジュエリーというよりも、パワーストーンとしてローズクォーツと同様に人気の高い宝石となっています。見た目通り、臆病な恋愛を応援してくれる、情熱を引き出す、また心の傷を癒すパワーがあると信じられているのです。

パワーブレスレットや原石としての人気は特に女性に支持されており、次の恋愛に向けてパワーチャージをしたい、または情熱的な恋をしたい女性の背中を押す石になっています。

ロードクロサイトとインカローズ、その違いは何?

ロードクロサイトは別名インカローズという名前で呼ばれています。素敵ですよね、インカのローズ……。でもインカって何だっけ?そもそもインカローズとロードクロサイトは、何が違うのかと疑問に思う方もいると思います。

インカローズの名前の由来は、ペルーやアルゼンチンなどのアンデス山脈地域で多く産出されたことに起因しますが、現在はアメリカ、南アフリカ、ルーマニアなど様々な国で採掘されています。

基本的にロードクロサイトもインカローズも同じ鉱物種ですが、特徴的なジグザグな白い縞模様が入ったピンクのキャンディーカラーの石をインカローズと呼び、縞模様がない単一のカラーの物をロードクロサイトと呼んでいるのです。

ファセットカットされる縞模様がなく透明度が高いロードクロサイトは主にアメリカ、日本産、半透明の縞模様があるものはカボションカットが施される場合が多く、主に南米で産出されます。

日本国内ではパワーブレスとしてインカローズの数珠が人気を博しており、皆さんの中でもロードクロサイトではなくインカローズとしてこの宝石を認識している方もいるかもしれませんね!

勿論その縞模様も均一で美しいインカローズは高価で取引されますが、通常は縞模様がなく、透明感のあるロードクロサイトの方がその価値、人気が高くなっています。
K18YG ロードクロサイト 一粒 ピアス

ロードクロサイトを扱う上での注意点とは?

ここではロードクロサイトを愛でる上での注意点について解説していきたいと思います。カワイイばかりに目が行きがちですが、ジュエリーとして扱う上で留意することはあるのでしょうか?

ロードクロサイトのジュエリーは非常に割れやすい!?

ロードクロサイトはありふれた石でありながら、非常に加工が難しい宝石として知られています。つまりロードクロサイトは硬度が3.5~4.5と非常に低く、なおかつ一方向に割れやすい性質である劈開性を持っている為、非常に割れやすいのが玉に傷なんです……。

まるでストロベリーキャンディーのような魅力的なロードクロサイトではありますが、ジュエリー加工をしたとしても、ちょっとした衝撃で欠けてしまう事も少なくありません。

水分や太陽光に晒されてすぐに変色を見せることはあまりありませんが、この程度のモース硬度の場合は、ナイフや尖ったもので簡単に表面に傷がついてしまう為、日常使いの際にはその取扱いには注意が必要です。

指輪やピアス、イアリング等に加工されたものは、どこかにぶつけたり落としたりしないこと、パワーブレスとして身に着ける場合に関しても同様です。特に家事やスポーツに勤しんでいる時、またはオフィスワークをしている時でも、「ガツン」とぶつけてしまうことの無いように注意しなければなりません。

まとめ

今回は赤色宝石の中でも、淡いストロベリーカラーが特徴的なロードクロサイトをご紹介してみました。大変キュートな宝石で、持ち主の心を癒し、恋愛に臆病になりがちな自分の背中を押してくれるパワーがある女子力開花に必須な宝石として知られます。

ただしその劈開性の強さと硬度の低さがゆえ加工が難しいだけでなく、ジュエリー、パワーブレスとして身に着ける際は、細心の注意を払わなければなりません。

恋愛は儚く壊れやすいと言いますが、それと同様にロードクロサイト、インカローズも繊細であるということを決して忘れないでくださいね。