プレゼントとして装身具を贈りたいなら、ぜひアクセサリーとジュエリーの違いを知っておきましょう。キラキラしてさえいれば、なんでも贈り物にふさわしいという訳ではありません。装身具の中でもそれぞれの違いを知って、本当に喜ばれるプレゼント選びをしてみませんか?

アクセサリーは『消耗品』ジュエリーは『一生もの』

同じように思えるかもしれませんが、実はアクセサリーとジュエリーはまったくの別物です。

アクセサリーとは広い意味で装身具のことを指しますが、合金や真鍮、あまり資産的価値のない金属やガラス、そして布やビーズ等の素材から作られた物にことをいいます。

アクセサリーはいわばファッションの一部として、洋服を引き立てるスパイスのような存在なので、それ自体に価値がある必要性はほとんどありません。

一方、ジュエリーとは資産的価値の高い貴金属や宝石を素材にして作られた装身具のことです。

ジュエリー作りに使用される貴金属とは、希少で酸化しにくく、化学変化を起こしにくい金属のことで、主に金・銀・プラチナ(白銀)などのことをいいます。

アクセサリーは消耗品、ジュエリーは一生ものと位置づけられるでしょう。

アクセサリーはシーズンごとに買い替えたりしますが、ジュエリーはコレクションとして大切にする女性が多いといえます。

シルバーとホワイトゴールドの違いについて

シルバーとホワイトゴールドは同じような銀色の色味をしていますが、実はまったく異なる貴金属です。

シルバーは、空気中の硫黄と結びついて硫黄銀になります。硫黄銀になると変色しやすくなるため、シルバーはこまめなお手入れとメンテナンスが欠かせません。
純銀では硬度が高くなく、シルバーを使用した装飾品を作る際には銅が混ぜられます。

現在、装飾品として使用されるシルバーの主流がスターリングシルバーと呼ばれるものですが、92.5%が純銀からできています。

貴金属の価値ではもっとも低いシルバーですが、磨けばホワイトゴールドよりも白く輝くという特徴があります。

ホワイトゴールドとは、ゴールドにニッケルやパラジウムを混ぜて銀色に加工した合金のことを指します。

色はほとんど同じでも、シルバーとホワイトゴールドは元がまったく異なる金属であり、貴金属としての価値も大きく異なります。

ホワイトゴールドとプラチナの違いについて

シルバー同様、ホワイトゴールドとプラチナも銀色でよく似た色合いの貴金属なので、違いがよくわからないという人は少なくありません。

また、プラチナは「白金」と表記されるので、「ホワイトゴールドのことなの?」と思っている人もいらっしゃるでしょう。

しかし上述したように、ホワイトゴールドはゴールドを加工して白くした貴金属のことを指しますが、プラチナは純粋な白い金属で、純度が高いので熱にも汗にも強く変色するということがない貴金属です。

ちなみに、プラチナの融点は1772℃で、ゴールドの融点である1063℃をはるかに超える熱への耐性があります。

色は似ていても、ホワイトゴールドとプラチナはまったく異なる貴金属です。

希少性と耐久性に優れているからなのか、ジュエリーといえば日本国内ではプラチナが人気ですが、海外ではゴールドのほうが好まれる傾向にあります。

ホワイトゴールドとプラチナ|どちらをプレゼントする?

ホワイトゴールドとプラチナがまったく異なる貴金属であることが理解できたものの、どちらをプレゼントしたら良いのかと迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

ホワイトゴールドもプラチナもジュエリーですから、どちらをプレゼントしても喜ばれるはずです。

しかし、プラチナは変色するということがまずありませんが、ホワイトゴールドは年月が経つに連れて色合いが変化する場合があります。

強度の点では、一般的にプラチナのほうが硬いと思われていますが、ジュエリーとして製品化されてしまったものなら、プラチナも18Kホワイトゴールドもさほど強度の差異がある訳ではありません。

さらに、プラチナはホワイトゴールドよりも重いといわれています。これらの点などを参考に、ホワイトゴールドとプラチナ、どちらをプレゼントするかを決定できるでしょう。

プラチナがおすすめの場合
・永久的、もしくは日常的に身に着けてもらいたい
・贈られる側がほとんどジュエリーのお手入れをしない
JewelryROLA プラチナ商品一覧
ホワイトゴールドがおすすめの場合
・リングではなくネックレスをプレゼントする場合(プラチナより軽いため肩こりの原因にならない)
・ファッション性重視の場合
・予算に限りがある(同じデザインならホワイトゴールドのほうがプラチナより安い)
JewelryROLA ホワイトゴールド商品一覧

K10、K18等、ジュエリー(貴金属)について

アクセサリーといえば、ある金属を薄くゴールドコーティングした金メッキから作られているものが多いですが、ジュエリーといえばやはり価値の高いゴールドです。

基本的にゴールドは24分率で表され、K24(24金)とは純金を表します。

しかしながら、ジュエリーにする場合には、純金のままだと柔らかすぎるためシルバー等のほかの金属を混ぜて合金にするのが一般的です。

ですから、Kに続く数字はゴールドの含有率を表しており、数字が24に近いほどゴールドの含有率が高いため価値があります。

K18(18金)とはゴールドの含有率が75%のものを指します。

一方、K14 (14金)とはゴールドの含有率が58%のもので、K10(10金)とはゴールドの含有率が42%のものを指します。
JewelryROLA K18商品一覧

心から喜ばれたいならジュエリーの贈り物がおすすめ

アクセサリーでもジュエリーでも、大好きな人から贈られたものであれば、どんなものであれ女性は大切にするものです。

しかし、心から喜ばれる贈り物をしようと思うのであれば、資産的価値の高いジュエリーをプレゼントしたほうが喜ばれる可能性ははるかに高いでしょう。

きちんとしたジュエリーをプレゼントすれば、あなたの相手に対する気持ちが伝わりやすくなります。

もちろん、ジュエリーならなんでも良い訳ではありません。相手の女性の好みのテイストや似合うデザイン、そして使用環境などを考えながら、ふさわしいジュエリーを選ぶようにしましょう。

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