アンティークには繊細で気品あふれる優美なジュエリーがたくさんあります。その独特の魅力は当時使われていた技法が関係しています。中でもミル打ちは代表的なアンティーク技法の一つ。連続するボール状の装飾を掘り出す技法で、地金のメタリックな輝きを抑え粒上の輝きに変化させます。そんなミル打ちが使われたアンティーク調のジュエリーは他のジュエリーとは違った風合いを楽しむことができ、今でもとても人気があるんですよ。そんな心ときめくミル打ちを使ったアンティーク調ジュエリーをご紹介します。

レースの様なミル打ちPT950ダイヤモンドネックレス

繊細でロマンティックなレースはアンティークショップでもとても人気の高いアイテムです。ジュエリーにミル打ちの技法を使うことでレトロなレース調に仕上げてくれます。このネックレスは上部がレース調になっていますが、その下には鏡面仕上げをした曲線のバーにダイヤモンドをセッティングしています。アンティーク調でありながら今のファッションにも合わせやすいモダンさを取り入れました。大きさの違うミルを組み合わせているので、繊細でもしっかりと主張したデザインになっています。通常ジュエリーのプラチナの純度はネックレストップがPT900、チェーンはPT850が多いのですが、このネックレスは純度の高いPT950を使用。アジャスターがついているため、お洋服に合わせてチェーンの長さをどこまでも短くすることが可能です。
Pt950 ダイヤモンド ネックレス

心ときめくアンティーク PT950ダイヤモンドネックレス

涙型のシルエットに草花や蔓がミル打ちで表現されている、ミル打ちの魅力が最大限引き出されたジュエリーになります。草花はジュエリーでは定番のモチーフで、愛情や美しさの象徴とされてきました。あえて彫りのような直接的な表現を避け、ミル打ちで表現することで神秘的な自然の美しさを表現しています。さらに、散りばめられたダイヤモンドはミル打ちの細かな輝きと混ざり合い複雑な光を放っています。大ぶりでも華やかになり過ぎず上品さがあるのは、全面にミル打ちが施されているためプラチアの輝きが粒状になっているため。ジュエリーはボリュームと輝きのバランスが崩れてしまうと派手すぎたり地味すぎたりしてしまう恐れがあります。そのためジュエリーを作るときは輝きのバランスを見ながら作成をしていきます。このトップはサイズが14mmありますので披露宴やパーティ、入学式など華やかな場面でも活躍してくれますよ。特別なあなたを演出してみませんか。
Pt950 ダイヤモンド ネックレス

永遠のモチーフのクロスをミル打ちで 心葉ブラックダイヤモンドクロスネックレスK10

クロスは数あるモチーフの中でも最も人気のあるモチーフと言われています。キリスト教の十字架のように宗教的意味もありますが、現在ではモチーフの一つとして多くの人が身につけるようになりました。ミル打ちを施された大ぶりなクロスはアンティーク調な雰囲気が魅力。さらにクールな印象のブラックダイヤをポイントで入れることで強い女性を演出、女性のさまざまな魅力を引き出してくれます。クロスがバランス良く見えるようにチェーンは長めの45cmになっていて、アジャスターを使うと40cmにすることも可能です。ホワイトゴールドだけでなく、イエローゴールドや魅惑的なピンクゴールドもご用意しています。どちらもブラックダイヤモンドとのコントラストが魅力です。あなたの個性を引き立てる色を選んでくださいね。
心葉 ブラックダイヤモンド クロスネックレス

心の鍵がネックレスにK10ダイヤモンド ハートキーネックレス

心ときめく愛らしいハートの鍵は、一体なんの鍵なのでしょうか。鍵は「心を開く」という意味の他にも「未来を切り開く」という意味があります。そんな前向きな気持ちにさせてくれるシンボリックなジュエリーはお守りとしてパワーをくれそうですよね。そしてこのペンダントにはたくさんのハートが隠されています。一番大きなハート部分はミル打ちが施されシックな輝きとなっていて、大人の女性も楽しめるデザイン。さらに中心のハートに寄り添うダイヤモンドは「永遠」の象徴です。愛する人への贈り物や自分自身のお守りになってくれますよ。肌に馴染むピンクゴールドはさりげなくジュエリーを楽しみたい方にもオススメです。
K10PG ダイヤモンド ハートキー ネックレス

大ぶりピアスにもミル打ちの輝きを K14WGフラワーフックピアス

大輪のフラワーピアスは職人の細やかな仕上げが美しいピアスです。ミル打ちの輝きと鏡面仕上げのコントラストが見る人を楽しませます。大ぶりのピアスは着けると、まるでお化粧したかのようにお顔が華やかになりますよね。ホワイトゴールドのフラワーは立体的になっており、空間をうまく使うことで大ぶりでも軽やかな印象になっています。耳元で揺れるたびにいろんな表情を見せてくれますよ。ピアスをデザインするときは、製作段階でどれぐらいの重さになるかを考慮して作成します。なぜならデザインが大ぶりになるとピアスが重くなってしまい、耳に負担をかけてしまうからです。このピアスは無駄を削ぎ落とし、できる限り軽く作られているのでストレスなく着けていただけます。デザインだけでなく使い心地も考慮して作らなければ、ときめくジュエリーは生まれないんです。
K14WG フラワー フックピアス

ミル打ちを施されたアンティーク調のジュエリーはどれも他にはない魅力的な個性を持っています。デザインによって可愛らしくもクールにもなり、大ぶりであっても主張し過ぎず私たちの日常に溶け込んでくれます。あなたがときめく、ぴったりのジュエリーが見つかりますように…。

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