顔移りを華やかにしてくれるイヤリングやピアスは、日常使いのジュエリーとして欠かせないアイテムです。ピアスはピアスホール(穴)が開いている人向け、イヤリングは穴が開いていない人向けと思っている人が多いですが、じつはピアスとイヤリングにはそのほかにもさまざまな違いがあります。
そこで今回は、イヤリングとピアスの違いについて、またそれぞれのメリットやデメリットについても紹介していきます。
Contents
イヤリングとピアスの違いは?
耳元を彩るイヤリングやピアス。「ほかのアクセサリーはつけなくても、イヤリングやピアスだけは毎日着けている」という人も多く、おしゃれに欠かせないアイテムです。
イヤリングとピアスはどちらも同じ耳飾りですが、それぞれに違いや特徴があります。
イヤリングとピアスの違い:着け方
イヤリングは耳たぶに挟んで着けますが、ピアスを着けるには体にピアスホール(穴)を開けてから着けるため、着け方が全く違います。
イヤリングはピアスホールがなくてもすぐに身に着けられるので、子どもでも安心して着けることができますが、ピアスはピアスホールを開けてその穴が安定した後に、自分の好みのピアスを着けることができるようになるため、ピアスホールがない人はピアスが欲しくてもすぐに身に着けることは出来ません。
イヤリングはネジバネ、クリップ、ループなどのパーツを用いて耳たぶに挟んで着けますが、ピアスは耳たぶ以外でも、ピアスホールが開いている場所ならどこでも着けることができます。耳の軟骨の部分や、口元や鼻など体にピアスホールを開けてボディピアスを楽しんでいる人も多いです。
・カラーストーンイヤリング
イヤリングとピアスの違い:種類の多さ
イヤリングとピアスでは、ピアスのほうが種類が多い印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
イヤリングはどうしても耳たぶを挟むための専用の金具が必要になるため、デザインや種類的に限られてしまいますが、ピアスは金具の自由度が高く、その分デザインや種類が豊富な印象です。
イヤリング派からピアス派に変える人は、イヤリングの金具が目立つのが嫌だという理由も多いですが、種類の多さも決め手になることが多いでしょう。
・ロングフックピアス
イヤリングとピアスの違い:対象になる年代
イヤリングとピアスは、対象になる年代も多少異なります。イヤリングはピアスホールを開ける必要がないので、子どものおしゃれには欠かせないアイテムです。
習い事の発表会やイベントなどで耳飾りを着ける機会があるとき、ピアスとなるとどうしてもピアスホールを開ける必要があるのと、ピアスホールを開けたあとの処置をきちんとする必要があるため、子どもにはちょっとハードルが高くなってしまいます。
また、校則でピアスが禁止されている場合もあり、子どもや学生のうちは思うようにピアスを着けられないことも多いでしょう。
イヤリングとピアス、それぞれのメリットとデメリットについて
イヤリングとピアスの違いを見ていくと、どちらにもメリットとデメリットがあります。
イヤリングのメリットとデメリット
イヤリングのメリットは、何といってもピアスホールを開けなくてよいことです。ピアスホールを開けるのは多少なりとも痛みを伴うので勇気がいりますし、「学生だから穴を開けられない」という人もいるでしょう。でも、イヤリングであればピアスホールを気にすることなく手軽に着けられます。
ただ、イヤリングのデメリットは、落としてしまう危険性があることです。耳たぶに挟むイヤリングは、しっかり固定できているわけではないので、装着が緩んだはずみに落としてしまう場合もあります。
お気に入りのイヤリングが片方だけになってしまうと悲しいですよね。
ただ、「落とさないように」とネジバネを強く締めすぎてしまい、装着している間中痛みが出ていたということもあるので注意が必要です。
また、イヤリングのタイプによっては、装着時に痛みが出やすいものもあるため、長時間身に着けるのであれば耳に負担が少ないタイプを選ぶようにしましょう。
ピアスのメリットとデメリット
ピアスのメリットは、なんといっても種類やデザインが豊富なことが挙げられます。「好きなデザインなのにピアスしか売られていない……」ということもよくあるため、憧れのピアスを着けるためにピアスホールを開けタイという人も多いでしょう。
また、ピアスはキャッチで装着することができるので、イヤリングより紛失するリスクが少ないです。
加えて、ピアスは長時間着けていても耳が痛くなりにくいというメリットもあります。
一方ピアスのデメリットは、ピアスホールを開けるときに痛みが伴うことです。また、開けた後の処置を丁寧にしなければ化膿する可能性もあるため、適切にケアしなければなりません。ピアスホールを開けるときは、ファーストピアスとともに穴が開けられますが、毎日の処置で穴が落ち着いた後でなければ自分の好みのピアスに付け替えることはできません。一度ピアスホールを開けたら、最低1か月は地道なケアが必要になると覚えておきましょう。
ピアスは「ピアッサー」と呼ばれる器具で穴を開けますが、病院で開ける場合とセルフで開ける場合があり、病院で開ける場合は5,000円前後かかることが多いです。セルフで開ける場合は、ピアッサーの金額のみしかかかりませんが、医師からやってもらえるという安心感のために病院で開ける人も多いようです。
イヤリングでもピアスでもない?新しい形のピアリング
ピアスのように見える「ピアリング」も最近では話題になっています。ピアリングは、ピアスのようにピアスホールを開ける必要もなく、イヤリングのように目立つ金具もないため、見た感じはピアスのように見えるのです。
ピアリングは、ピアリング自体を大きく開いて耳たぶを挟むので、落下の心配もなく安心ですよ。
ピアリングは特許取得済みのアクセサリーで、正規品にはピアリングマークが刻印されています。
こちらのピアリングは、ゴールドとシルバーで作られたハート型で耳たぶを挟む特徴的なデザインになっており、どの角度から見ても美しさが感じられますよ。リバーシブルなので、気分やコーディネートによって楽しんでくださいね。
・リバーシブル ハート ピアリング
まとめ
イヤリングとピアスの違いについて、またイヤリングとピアスのメリット・デメリットについて説明しました。
ピアスはピアスホールを開ける手間がかかるけれども、それを上回るおしゃれさやデザインの豊富さが魅力となって、ピアスホールを開ける人が多いのでしょうね。
イヤリングとピアスの違いを知って、自分にとってどちらが似合うのかを試すときの参考にしていただけたら嬉しく思います。
「ピアスをしたいけれども穴を開けるのが怖い」という人は、ご紹介したピアリングもおすすめですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。