大人カジュアルの定番アイテムとして、おすすめなのがデニムジャケットです。お顔に近いため、ボトムスより印象に残るジャケット。そのためデニムを主役とした装いを楽しむことができます。ただしデザインによってはどうしてもカジュアル感が強くなりすぎるデニム。大人女性には取り入れにくいなと感じるかもしれません。そこでアクセサリーの出番です。上質のジュエリーと組み合わせることでアップグレードしてその魅力を引き立ててくれるでしょう。少し異色な組み合わせのコーディネートで颯爽と街を歩いてみませんか?
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デニムはいつからあるの?
デニム素材が生まれたのはどこなのでしょうか。映画「ウェストサイドストーリー」で俳優たちが格好良く履きこなしている姿には心が揺さぶられました。また世界的に有名なジーンズメーカーなどの影響もありアメリカのイメージを持っている人も多いかもしれません。でも実際はフランスが発祥。17世紀頃のフランス南部のニール地方で織られた布地がもとになったといわれています。そこから時を経て今や世界中で愛される素材となりました。
日本では岡山や広島などがデニムの産地として有名です。日本生まれのデニムも高品質で、日本人の体型にも合わせやすく人気となっています。
デニムの特徴
デニムのポイントは何と言ってもその丈夫さです。また生地感に厚みがあるものが多いのも特徴のひとつ。今でこそ夏にも着用できる薄手のデニム生地も増えましたが、もともとは作業服として活用できるほど丈夫で厚みがあるものが一般的でした。
また使い込むほどに味が出てくるところもデニムならではのおもしろさですね。着る人の体型や癖などが風合いとして現れます。同一規格製品だったとしても2つとして同じものがないほどに経年変化していく様子もステキです。
デニムといってもカラー展開はさまざま
デニムはインディゴ染料で藍色に染められた糸と未染色の糸で織り上げられています。単色では表現できない表情豊かなブルーが印象的で、これがいわゆるブルーデニムと呼ばれるものです。ブルーにもワンウォッシュ呼ばれるものから、ケミカルウォッシュと呼ばれるものまで何種類もあり、微妙に色合いが変わります。どれもデニム特有のざっくりとした風合いがかっこよく時代も年代も超えて幅広く支持されています。
そのほかにもホワイトデニムやブラックデニムがあります。イメージが全然違うので色々試してみたいものですね。
・ワンウォッシュ…織られた生地をあらかじめ軽く洗いをかけることで履きやすくなっているブルーデニム。
・ケミカルウォッシュ…特有の洗いを掛けることでまだら模様の色落ちがおもしろいデニム。
・ダメージ加工…穴や傷などを施しヴィンテージな雰囲気を高めたもの。
・ブリーチ加工…漂白剤などで強制的に色を脱色したもの。
デニムジャケットにジュエリーは大人のマストアイテム!
デニム素材はもともと太めの糸で織られた生地なのでワークウェア要素の高いデザインが多くなりがちです。それだけにデニムジャケットをサッと羽織るだけだと少し軽快になりすぎる…と感じられるかもしれません。そこでぜひとも組み合わせたいのがジュエリーです。
デニムとジュエリーは対照的なようで、実はとっても相性のよい組み合わせです。中でもオススメのジュエリーを3種ご提案します。
ブルー×ホワイトは安定の美しさ…パールの丸みで柔らかな印象を
白と青は組み合わさることでお互いのカラーの美しさを際立たせます。このピアスは適度な大きさのパールが普段の装いにさりげなくマッチ。デニムのアクティブな雰囲気と揺れ動くデザインがとてもよく合っています。
甘くなりすぎないカジュアルスタイルに…さりげないオニキスでかっこよさを
あまりフェミニンなスタイルが好きじゃなくて…とカジュアルスタイルをチョイスする人におすすめなのがこちらのジュエリーです。オニキスのブラックはコーディネートを引き締めてくれるインパクトがあります。エッジの効いたアクセントにおすすめのジュエリーです。
ゴールド使いで大人の雰囲気を引き上げて…優しい18金のピアス
アクティブなデニムコーディネートに、ゴールド一色でさらりと合わせるジュエリーはいかがでしょうか。このピアスはゴールドのみの潔さと遊び心ある形のバランスがおすすめポイント。華奢な曲線美が美しく、ひとつ身に着けるだけで華やかさと躍動感がアップします。
まとめ
デニムジャケットとジュエリーを組み合わせた大人カジュアルは季節の変わり目におすすめのファッションです。ひとくちにデニムジャケットと言っても丈感やカラー展開で実に様々なのもがあります。それだけ人々に愛されている素材といえますよね。ぜひお気に入りジュエリーとの相性をご確認ください。そしてデニムと合わせた大人カジュアルなお出掛けスタイルを楽しんでくださいね。