「引き寄せの法則」とは、「思考が現実化する」ことにより、「自分で望んだものや出来事が自分の周りに引き寄せられる」という宇宙の法則のことです。自分の人生において、望みや幸運を引き寄せていくためには、引き寄せの法則を上手に活用することがカギになります。
ただ、「引き寄せの法則を試しているけど、なかなかつらい現実が変わらない」と嘆いている人も多いのではないでしょうか。その場合、もしかしたら引き寄せの法則のやり方を間違えている可能性があります。
そこで今回は、失敗しない引き寄せの法則の方法についてご紹介していきます。
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「引き寄せの法則」ってどんなこと?
「引き寄せの法則」とは、「自分の思いや望みが現実化、具現化する」という考え方のことです。私たちは、「自分の心と同調するものを引き寄せる」といわれており、「引き寄せの法則」では、今あなたの目の前に開かれている現実は、過去のあなたが心で望んだことが引き寄せられた結果であると考えられています。自分の心が穏やかで幸せであれば、平和で幸せな現実を引き寄せられますし、心がネガティブであれば、マイナスのエネルギーを引き寄せてしまい、苦しい出来事が続くように感じてしまうのです。
人の運気には波があるといわれますが、調子がよいときはラッキーな出来事が連続して起こることもあります。一方で「悪いことが立て続けに続く」という経験をしたことがある人もいるでしょう。これも引き寄せの法則によって、ポジティブエネルギーやマイナスエネルギーを引き寄せている結果だと考えられるのです。
引き寄せの法則は「無意識」の部分が影響してしまう
引き寄せの法則によって未来の世界が変わるのだとしたら、「誰もが幸せな未来を望むのは当然では?誰も自分の不幸な未来なんて望むはずがない」と思いますよね。しかし、引き寄せの法則で発動するのは、自分の潜在意識の部分、つまり「無意識」の部分の思いが強く反映されてしまうのです。
私たちの意識は、97%が無意識、3%が意識的に動いている部分だといわれており、無意識の部分が大部分を占めています。意識的な部分で幸せを願っていても、無意識の部分では真逆のことを考えている、ということは多々あるのです。表向きは「幸せになりたい」と願っていても、心の奥底で「でも、きっとそんなの無理だよな……」と諦めていている、この場合、マイナスエネルギーのほうが強く反映してしまいます。
また、引き寄せの法則では、突発的に願ったことよりも、常に頭の中や心の奥底にある思考が影響されます。例えば、ネガティブ思考の人はもともと不安や不満を抱えがちですので、ほんの数分間「成功したい」と願っても、ネガティブ思考に打ち消されてしまい、結果的にマイナスエネルギーを引き寄せてしまうのです。
引き寄せの法則を活用するためには、まず思考の見直しから
引き寄せの法則で未来を変えていくためには、まず「自分の思考」に注目することが大切です。無意識でマイナスなことを考えてしまう癖がある人は、自分の思考・意識を俯瞰して見る時間をとってみましょう。
ネガティブなことを考えていることに気づいたら、まずそれを認め「その思考を手放します」と意図して、ポジティブな思考に持っていくよう再認識していきます。
これを繰り返すことで、だんだんとマイナス思考がプラス思考へと移行していくことができます。人の癖はだいたい60日で変化するといわれていますので、2か月ほど意識してみると、ネガティブ思考からポジティブ思考へ変化させることも可能です。思考が変われば行動が変わり、未来もかわっていくため、望む未来を引き寄せることができるようになりますよ。
願うだけでなく行動を起こすこと
引き寄せの法則で失敗しがちな人たちは、「願うだけで行動を起こしていない」という共通点があります。引き寄せの法則は、「意図すること」、「そのために行動すること」がセットです。自分の無意識な部分・意識的な部分のすべてから希望の方向へ向かって進むイメージで前進していくと、自分が望む世界を引き寄せることができるでしょう。
これは、ただ漠然と行動するよりも、はるかに強いエネルギーが働くため、引き寄せの法則の効果がより実感しやすくなります。
失敗しない引き寄せの法則の方法
引き寄せの法則にはいろいろな方法がありますが、代表的なやり方は次の通りです。
・自分を強く信じる
・自己価値が上がるようにイメージする
・自分の願いを口に出す(アファメーション)
・お気に入りのノートに願いや希望を書き留めていく
・紙に自分の願い事を書いて、目につく場所に貼っておく
・心地よい音楽を聞いてリラックスする時間を作り、願いを意識に浸透させるイメージを持つ
・1日の終わりに感謝する時間を持つ
これらの方法のどれかを試してみてもよいですし、すべて実行してももちろんよいです。大切なのは、「自分を強く信じること」、と「感謝すること」ですので、まずは自分の望みを立てるとともに、この2つから始めてみるのもおすすめですよ。
願いに執着しすぎないことも大切
引き寄せの法則では、自分の願いに執着しすぎないことも大切です。例えば、レストランで自分の食べたいものをオーダーしたら「私の頼んだ料理、本当に作ってくれているのかな?」と疑って調理場に見に行くことはしないですよね。
天に自分の望みをオーダーした後は「本当に叶うのかな」と疑心暗鬼になるのではなく、願いが叶うように行動しつつ、ワクワクしながら願いが叶う日を待っておきましょう。
エネルギーの波動から見ると、執着や疑いの心はマイナスエネルギーとなってしまいますので、自分の願いを立てた後は、その願いを一度手放す感覚でいることも大切です。
引き寄せの法則をサポートしてくれる宝石
引き寄せの法則を活用するためには、プラス思考で、ポジティブなマインドになることがポイントになります。
ただ、多くの人はネガティブ思考になってしまいがちです。そこで、思考の切り替えを宝石の力にサポートしてもらいましょう。
明るい気分になれる宝石でおすすめなのは、「ペリドット」です。ペリドットは「太陽の石」とも呼ばれており、持ち主に希望に満ち溢れたエネルギーを与えてくれるといわれています。ペリドットは、持ち主のネガティブなエネルギーをポジティブに変換してくれるようサポートしてくれるため、引き寄せの法則を後押ししてくれる宝石としておすすめです。
まとめ
今回は、引き寄せの法則の方法について、また引き寄せの法則で失敗しないためのポイントについてご紹介しました。
「類は友を呼ぶ」といわれるように、自分の思考と同じものを引き寄せる「引き寄せの法則」で幸せな未来を引き寄せるためには、できるだけポジティブなエネルギーを保つことが大切です。また、望みを叶えるためには、目的に向かって自分でしっかり行動することも重要になります。
引き寄せの法則は、正しく活用することで「今この瞬間」から思考を変えることで未来を変えることができますので、ご紹介した方法を参考にして、望み未来を引き寄せてくださいね。