シンプルだけれど程よい存在感が魅力のフープピアス。シンプルなデザインだからこそ、ちょっとした違いで印象が違って見えるのが魅力です。ですがいろんなパターンがあってどれを選んだらいいか悩んでしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。ダイヤモンドフープピアスを比較していこうと思います。
まずは5粒のダイヤモンドとイエローゴールドの王道な組み合わせのフープピアスをご紹介します。ダイヤモンドの輝きを一番引き出すことのできるラウンドブリリアントカットは、一粒のサイズが小さくてもとても強い輝きを放ちます。4本の共有爪で石座に留められていて、フープ部分よりダイヤモンドの方が一段高くなっています。それにより5つのダイヤモンドの存在感を強調しているのですよ。
真横から見てもらうとわかるのですが、5粒のダイヤモンドと地金部分のバランスがちょうど良くなるように、フープが真円ではなく横に広い楕円になっています。全体がコンパクトな印象になるので、初めてフープタイプをつける方にも使いやすいですよ。ポストはストレートになっていて着脱しやすいのもポイントです。今回比較するフープピアスで一番カジュアルな印象になりやすいと思います。
こちらもダイヤモンドとイエローゴールドのフープピアスです。こちらは先ほどご紹介したピアスの倍の10粒のダイヤモンドを使っています。それだけ聞くとかなりゴージャスなイメージになるかもしれませんが、こちらのピアスは逆にクールな印象を受けます。というのも、これはダイヤモンドとフープ部分が同じ高さになっており、ダイヤモンドとイエローゴールドが一体となっているからです。凹凸が少なくスルンとした見た目は、贅沢なダイヤモンドの輝きを引き出しつつ上品な印象を与えます。カジュアルな服装はもちろんですが、スーツとも相性の良いデザインです。
イエローゴールドはダイヤモンドの白色と同調しません。その代わりダイヤモンドのフォルムを強調し、存在感を引き立てています。また、イエローゴールドは華やかで明るい印象にしてくれます。
10粒のダイヤモンドと優しいピンクゴールドの組み合わせが愛らしいフープピアス。ダイヤモンドの留め方は先ほどのフープピアスと同じで、ダイヤモンドとフープが一体となっています。ピンクゴールドは割金に銅を多く使っているので、イエローゴールドと比較すると赤みがあり肌に馴染みやすい色と言われています。抜け感がありカジュアルな印象となります。いい意味で目立ち過ぎないので、初めてジュエリーを身につける方にもつけやすく安心です。
また、こちらのフープピアスは中折れ式で、裏側の留め具部分もありません。どこから見ても美しいので、髪をアップにする時やサイドの髪を耳にかける方にもオススメです。
同じフープピアスでも、こちらはボリュームタップリのゴージャスなピアスです。ダイヤモンドが2列並ぶだけでとっても華やかな印象になりますね。小さなダイヤモンドを小さな共有爪で留めています。これは爪の数を減らすことで、できる限りダイヤモンドを邪魔せず光をたくさん取り込めるようにしています。ホワイトゴールドは無色透明のダイヤモンドの色を邪魔せず、ダイヤモンド本来の美しさを引き出す相性の良い素材です。硬い素材なので、このように細く小さい爪でも美しく作り上げることが可能です。中折れタイプなので裏に金具がないので、洗練されたイメージになり、立体感のある膨らみで優しい雰囲気もございます。
留める時はポストがキャッチ部分にはまり込むまできっちりと留めるようにしましょう。
さらにゴージャスな3列のダイヤモンドが輝くプラチナのフープピアス。ゴージャスですがプラチナとダイヤモンドの色合いで上品な印象です。先ほどのフープピアスと比較すると、ダイヤモンドの並びがより密になっているように見えますね。このようにダイヤモンドを石畳のように隙間なく留めるのをパヴェセッティングといい、小さなダイヤモンドの輝きの連鎖が魅力です。まるでフープピアス全体が輝いているように見えます。
プラチナは粘り気があるのが特徴で、宝石を掴むように留めてくれます。ダイヤモンドと同じホワイトなので、パヴェのようにたくさんの爪を使う留め方でも爪が目立たないのが利点です。
このピアスはパーティや披露宴などの華やかな席にぴったりですよ。普段着に合わせるなら襟ぐりが広めのシャツや低めのヒールなどと合わせると程よい抜け感が出て着けやすくなります。あえて髪をおろしピアスがさりげなく見えるようにするのも素敵です。
カジュアルにもフォーマルにも使いやすい5つのダイヤフープピアスを比較してみました。比べてみるとダイヤモンドの数、地金の色、フープの幅や大きさによって印象がかなり違ってきましたね。お気に入りのフープピアスは見つかりましたか？あなたにピッタリのフープピアスが見つかりますように。