大切な娘さんの結婚が決まったとなれば、母親としては何かしてあげたくなってしまうもの。「娘だってもう大人なんだから」と分かっていても、盛大な気持ちでお祝いしてあげたくなってしまうお母さまも多いはず。
そんなお祝いの一つに、ジュエリーを贈ってみませんか?母から娘へと贈るジュエリーには、二通りの贈り方があります。ぜひ、参考にしてみてください。

母から娘へと受け継ぐジュエリー

お母さまの思い出のジュエリーを、大切な娘さんへとお譲りすることはよくあること。すでにお母さまから譲っていただいたジュエリーを、大切に持っているという方もいるのでは?
古来よりジュエリーには、お守りのような意味合いもあるため、長く使われてきたジュエリーには、その効力がより期待できます。
せっかくの娘のお祝いごとに、お古を譲るのは・・・・・・とためらわれる方もいますが、クリーニングで美しく蘇らせることもできますし、リフォームして新たな形にと変えることだって可能です。
ジュエリーが持つ素材やパワーは、とても強いもの。形を変えて長い時間を生きることもできるため、決して古びたりはしません。
物ではなく、想いを受け継ぐつもりで贈られてみてください。お母様の愛情をよく知る娘だからこそ、きちんと受けとめることができるでしょう。誰よりも感謝し、誰よりも大切にしてくれるはずです。
娘さんにお譲りしたいジュエリーがあるのなら、ぜひ遠慮せずにプレゼントしてください。新たな家庭を築くために頑張る娘さんにとって、とても心強いお守りになるでしょう。

妻となる娘に選んであげたいジュエリー

新しいジュエリーも、母から娘に贈るプレゼントにとても最適なお品です。結婚しても、女性にとってジュエリーは欠かせないもの。身に着けたいという気持ちもありますし、身につけなければならないシーンも多く出てくるでしょう。
結婚後は、ご主人が出かける場に同行することも多くなります。冠婚葬祭や会社の式典、親しい上司との会食など、フォーマルな装いを求められることも多々あります。その際には、やはりフォーマルなジュエリーが必要になりますよね。きっと、お母様の方が、そのことを良くご存じかもしれません。
娘さんに新たなジュエリーを贈るのならば、パールのネックレスやピアス、イヤリングを選ぶのがいいでしょう。シーンを選ばず、年齢を重ねても身に着けることができるため、長く愛用していただけます。
もしも、すでにパールのネックレスをお持ちであれば、コーディネートしやすい、デザイン性のあるピアスを贈られるのもお勧めです。お葬式には不向きかもしれませんが、華やかなパールのピアスが一つあると、コーデの幅が広がります。単体でつけてカジュアルに装ってもいいですし、ネックレスと合わせてフォーマルにすることもできます。
結婚前にはパール以外のジュエリーを愛用されていた娘さんも、結婚後に使える機会が多いことに気づき、とても喜ばれるかもしれません。純白に光り輝く花嫁のような、上品なパールのジュエリーを選んでみましょう。
K18YG/WG アコヤ真珠&ホワイトサファイア ピアス

結婚式にはサムシングフォーを贈る

「サムシングフォー」という言葉をご存じですか?「幸せになりますように」と、おまじないの意味を込めて、結婚式当日に花嫁が身につける、4つのアイテムのことです。
日本では、サムシングブルー(何か青いもの)を、密かに身に着けるという花嫁が多いかもしれません。また、純潔や清らかさを表すカラーであるサムシングブルーにならって、青いドレスや小物、ブーケを選ぶ花嫁もいます。
サムシングフォーの残りの3つは、「サムシングオールド」と「サムシングニュー」、「サムシングボロー」です。何か古いもの、新しいもの、借りたものが該当します。
受け継ぐジュエリーはサムシングオールドに、新しいジュエリーはサムシングニューとして使用することができます。結婚式当日のジュエリーとして、母から娘へのおまじないとして、贈るのも素敵かもしれません。
パールならば挙式に、ダイヤモンドならば披露宴にと、ピアスやネックレスをドレスにコーディネートして楽しまれるのもいいでしょう。
普段使いにふさわしいカジュアルなデザインならば、二次会に合わせても素敵です。サムシングブルーとして、青い宝石を贈るのもいいでしょう。サムシングブルーとサムシングニューを掛け合わせた、結婚式ならではの贈り物になりそうです。
K10WG アクアマリン ホワイトサファイア ピアス

結婚は誰にとっても、人生に刻む大切な1ページ。ですが、結婚生活は幸せなことばかりとは限りません。今まで経験したことのない苦労や、悩みが生じることもあるでしょう。
そんなときにそっと支えてくれるのは、家庭を大切に守り、育ててくれたお母様の愛情です。その愛情をジュエリーという輝きに変えて贈れば、強い励みになるはず。どんなジュエリーがふさわしいか?幸せを願いながら、じっくりと考えてみてください。
きっと、何よりも大切な宝物となるはずです。

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