京都の中でも有名な観光スポットとなっている二条城は、古都京都の文化財の1つとして世界遺産にも登録されています。国宝にもなっている二の丸御殿や二の丸庭園は、何百年という時が経っても色あせることなく、今でも桃山時代の雰囲気がそのまま感じられる場所となっています。
その二条城のすぐ横にある神泉苑は、京都の中でも強いパワースポットとして知られています。実は神泉苑は、龍神様が棲むエリアといわれており、強い龍のエネルギーが感じられることでも知られているのです。
今回は、京都のおすすめパワースポットとして、二条城と神泉苑の魅力についてご紹介していきます。

二条城とは

日本の名城である二条城は、1603年に徳川家康が京都御所の守護と、将軍が京都へ入る際の宿泊のために築城したお城です。
関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、翌年から二条城の築城を始め、1603年に入城します。その後、徳川家光は二条城に天皇を迎え入れ、長く続く江戸幕府の繁栄や安定を象徴する存在となりました。
15代将軍である徳川慶喜が二の丸御殿にて大政奉還を表明するまで、二条城は京都の地で徳川家の歴史を見守り続けるのです。

時が過ぎ明治時代になると、二条城は皇室の別邸として「二条離宮」となります。そして「元離宮二条城」と呼ばれるようになりました。

二条城が今のように一般公開されるようになったのは、昭和の時代になってからです。鶯張りで有名な二の丸御殿は国宝となり、そのほかの建造物も重要文化財に、そして全域が古都京都の文化財の一つとして世界文化遺産および史跡に登録され、歴史的にも非常に価値が高いお城となりました。

二条城横の最強パワースポット「神泉苑」

二条城のすぐ横には、天皇家の御苑として造られた「神泉苑」があります。神泉苑には鳥居がありますが、実は寺社。社殿には龍神様が祀られています。
神泉苑が造られたのは794年、ちょうど桓武天皇が京都に都を移した頃です。当時の神泉苑は、皇族しか入ることができない「禁苑」の場所でした。大きさも現在の10倍ほどあったといわれており、天皇や公家の人たちが優雅に楽しむ場所となっていたのです。

もともと二条城のあたりは湿地帯でしたが、その中でも神泉苑のあたりは常に水が湧き出ているという不思議な場所でした。どんなに日照りの日が続いても、神泉苑の池の水が枯れることはなかったと言われていますが、これは二条城の地下に住む龍が関係しているという伝説があるのです。

パワフルな龍「善女龍王(ぜんにょりゅうおう)」の伝説とは

時は遡り嵯峨天皇の頃、京の地は日照り続きで大変な干ばつ被害に悩まされていました。なんとか雨を降らせ、飢饉を逃れようと、僧侶たちは雨乞いを始めます。しかし、雨乞いの際に争いとなり、僧侶たちの呪法によって雨を降らせる龍神様を水の入った瓶に閉じ込めてしまいます。
その時、弘法大使の空海がインドから、呪法の影響を受けていない「善女龍王(ぜんにょりゅうおう)」という龍を召喚し、見事大雨を降らせて干ばつの危機から守ったのです。
もともと龍神様は、自然のエネルギーを司っており、地球のエネルギーを動かす力もあるといわれる非常にパワフルな存在だといわれています。そのため、雨を降らせたり雲を動かしたりと、気象関係の祈りには最適な神様なのです。

以来、善女龍王は神泉苑に住まわれるようになり、そこから神泉苑のお水が枯れることはありませんでした。善女龍王の龍神様のオーラはかなり強く、神泉苑一帯はかなり強い気を放っていることでも知られています。
京都の地下にある水源も、龍神様である善女龍王が関係しているのかもしれませんね。

昔から特別な場所だった神泉苑

神泉苑には、他にもいくつかの伝説が残っています。

平安時代は、怨霊の仕業で飢饉や流行病、干ばつが起こると考えられていたため、神泉苑でも怨霊封じの御霊会(ごりょうえ)が行われていました。この御霊会では、当時の国の数である66本の鋒を立てて儀式を行っていたのですが、これがのちの祗園祭へ発展していったと伝えられています。

また、もう1つの逸話として、「善女龍王が源義経と静御前を巡り会わせた」という伝説も。龍神様は、歴史的な人物の出会いもサポートしていたのですね。そのため、縁結びのご利益がいただけるパワースポットとして善女龍王も知られており、婚活中の人たちからも大変人気が高いです。

神泉苑の池には「法成橋」という赤い橋が架かっているのですが、この橋を渡るときに願い事を1つだけ唱えると叶えてもらえるということで、こちらもパワースポットとして人気です。

神泉苑は昔から特別な場所だったため、今でも多くの人が訪れるパワースポットになっています。神泉苑に行く際は、パワフルな龍神様の気を感じながら、大事な願い事をしてみてくださいね。

龍神様のエネルギーを感じられるネックレス

龍神様のエネルギーは、身近な暮らしの中でも感じられます。空に龍の形のような雲を見かけたことがないでしょうか。縦に細く伸びる龍の形のような雲、この雲は「龍雲」と呼ばれ、龍神様からのメッセージともいわれています。
また、虹も龍神様が出すメッセージの1つです。お隣中国では、虹自体が龍神様の化身ともいわれており、虹を見かけるときは龍神様が見守ってくれていると考えられてきました。

空で龍雲や虹などを見かけた時は、龍神様からの「全てうまくいっている」というサインだと受け取りましょう。

そんな龍神様のエネルギーをいつも感じられるのが、こちらの虹色のアミュレットネックレスです。
ガーネット・シトリン・・ペリドット・ブルートパーズ・アクアマリン・アメジスト・ピンクトルマリンの7つの宝石が輝くネックレスは、アミュレット(お守り)になっており、持ち主に加護を与えてくれるといわれています。
古来よりアミュレットはお守りがわりや縁起物として扱われているため、大切な人をいつも守ってくれる存在になってくれるでしょう。
大切な奥様やお嬢様へのプレゼントとしてもおすすめですよ。

K18YG アミュレット ネックレス

まとめ

京都であまりにも有名な二条城と神泉苑は、強い龍神様のエネルギーが感じられるパワースポットでもあります。学生時代に修学旅行などで訪れた経験がある人も多いでしょうが、今改めて「善女龍王に会いたい」と願いながら訪れてみると、龍神様のエネルギーを強く感じられるかもしれませんね。
龍神様は、求める人のサポートをしてくれるといわれていますので、開運祈願をしたい人は二条城と神泉苑へお出かけしてみてください。

二条城

住所:〒604-8301 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話番号:075-841-0096

神泉苑

住所:〒604-8306 京都府京都市中京区門前町166
電話番号:075-821-1466

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