冬素材として人気を誇るツイード。ツイードで作られたジャケットは着るほどに馴染むと言われ、定番と呼ばれるデザインのものは長く大切に愛用したい一品です。ツイードはカジュアルスタイルからビジネスやフォーマルまで幅広いシーンで活躍する素材で、どこか素朴さも感じられるような温かみのある風合いが男女問わず好まれています。今回は冬らしいスタイル作りにおすすめのツイードと合わせて映えるゴールドピアスについてまとめてみました。
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ツイードってどんな素材？
ツイードとは毛織物の一種。短くて太いウール糸を使って織られています。ピーコートなどは同じウールを元としたメルトン生地でできていますが、ツイードはウールの繊維をフェルト化させてから使うメルトン生地とは違って織り目がそのまま浮き上がるという特徴があります。織る前に糸を様々な色に染めてから織り交ぜていくため、一枚の生地の中にも多様な色を出すことができます。その色数を利用してチェックやヘリンボーンなどの柄を自在に織り上げます。毛玉ができにくく、多少できたとしても柄と合わさって目立ちにくいといったところも長く愛用できるポイントですね。
発祥の地と世界の三大ツイード
ツイードはスコットランドを流れるツイード川流域が発祥とされています。厚みのある生地は防寒性に優れ、寒い季節でもしっかりと体を守ってくれます。ツイード発祥のスコットランドは寒い地域です。厳しい寒さの中で育った羊たちの太くて短いウール糸は、中にたっぷりと空気を含み暖かいといった特徴があります。
世界的に有名な産地として「ハリスツイード」「シェットランドツイード」「ドネガルツイード」が挙げられます。いずれもスコットランドやアイルランドで産出されているツイードで高品質なうえ風合いも豊か。世界中で大人気のツイードです。今や身近なところで手に入れることができるものも増えました。産地によって少しずつネップの雰囲気などが異なるので、自分好みのツイードを探すのもいいですね。
魅力はツイード特有の柄
魅力としてまず挙げられるのがなんと言ってもその色柄の美しさでしょう。何色もの糸が織りなす独特の風合いからは懐かしさや温かさが感じられます。織り柄がしっかりと浮き出てくるためたくさんの冬らしいチェックやヘリンボーン、千鳥格子といった柄を楽しむこともできます。落ち着いた色調がベースとなっているものが多く、着回しやすいところもポイントです。
またツイードは織り目によって雰囲気がガラリと変わります。フォーマルなシーンでは織り目が細やかなものや、わずかにラメが織り込まれたようなものがおすすめです。落ち着いた中にも適度な華やかさが感じられます。
クラシカルからカジュアルまでデザインの範囲が広いツイード
ツイードにはクラシカルで正統派の趣があり、フォーマルなシーンでも通用する凛とした美しさがあります。そのため日本では、子どもの式典などに好まれて着用されています。温かみのある雰囲気もお母さんというイメージにピッタリですね。
トラディショナルな雰囲気を楽しむスタイルもステキですし、デニムなどと合わせて着用するとグッとカジュアルなスタイルに仕上がります。デザインのバリエーションも豊富でコートやジャケットといったトップスだけではなく、帽子やマフラーなどの小物類にも用いられています。最近ではその素朴な風合いが人気でブランケットはもちろん、ポーチやスリッパなど身の回りのアイテムにも使われています。
ツイードに合わせたいゴールドピアス
様々な柄とカラーが展開されているツイード。どのような着こなし方で楽しむ場合でもツイードの魅力を邪魔することなく合わせられるのがゴールドピアスです。上質なゴールドピアスにはツイードと同じく品格の中に温かみが感じられるという共通点があります。ぜひその相性の良さを感じてみてください。
K18YG フープピアス
大きすぎない造りですが太目のラインが存在感を放つフープタイプのゴールドピアス。多角的にカットされた形からはシンプルな中にもこだわりを感じます。丸みのあるフォルムとシャープな雰囲気がバランスよく混在するデザインで、ツイード素材はもちろんどんなスタイルにも合わせやすいマルチなジュエリーです。
K18YG シトリン ティアドロップ ピアス
中心にシトリンを配置することできらめきと華やかさがUPしたゴールドピアス。ゴールドとシトリンが同じトーンでまとまりも良く、多色の糸が織りなす複雑な色が特徴のツイードの魅力に寄り添いながらも目を惹く一品です。雫型からは女性らしい優しさが感じられツイードの温かみによく似合います。
まとめ
着るほどに風合いが増し、体にも馴染む冬素材ツイードは長く大切にしたいジュエリーと通じるところがあります。経年変化を楽しむことができるのは上質なものだからこそ。ツイードとジュエリー。丁寧にお手入れをしながら長く大切にしたいものです。