「祓詞(はらえことば)」とは、神社の儀式の際に読み上げられる「祝詞(のりと)」の一つです。
祓詞や祝詞は、どちらも神様に届けるための神聖な言葉として用いられており、心と体を清めるための祈りの言葉として唱えられてきました。
一方、宝石も人々の浄化や守りの力を与えてくれるものとして、世界各地で大切に扱われてきた歴史があります。
そこで今回は、祓詞の浄化作用について、また身に着けることで浄化作用が期待できる宝石についてもご紹介します。
心と体を浄化させたい人や、御守り効果があるジュエリーを探している人は、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
祓詞がもつ浄化の力とその歴史
日常で祓詞を唱えるメリットと活用のタイミング
浄化をサポートする3つの宝石(アメジスト・ローズクォーツ・ダイヤモンド)
略祓詞の意味と正しい唱え方のポイント

「祓詞(はらえことば)」の力について

「祓詞(はらえことば)」とは、神道・神社での儀式や祭事の前に読み上げられる、神様へ捧げる神聖な文章のことです。

祓詞の起源は、日本神話の古事記や日本書紀に出てくる伊邪那岐命(イザナミノミコト)の禊祓(みそぎはらえ)に由来すると云われています。それ以前にも、古墳時代の頃にはすでにお祓いのような行為が行われていたのだとか。
当時の人々は、流行り病や天災など自分たちの力ではどうにもならない出来事に対して、とてつもなく大きな不安を抱えていたでしょうから、「どうにか改善してほしい」「あらゆるものを祓い清めたい」という願いを込めて、祓詞や祝詞を神様へ捧げていたのです。

祓詞の代表的な一説である「祓へ給ひ清め給へ」(はらえたまい、きよめたまえ)という文章を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
神様の前で祈りを捧げるときやお祓いをしてもらうとき、まず「神様の前に在る自分の身を清めてください」という思いを込めて祈りを捧げます。自らの穢れを落とすことで、神聖な神様に近づくことができると考えられていたため、祈祷や祭事の前には祓詞が唱えられるようになりました。
とはいえ祓詞は、神主さんなど特別な神職の人だけが唱える言葉というわけではありません。心と体の浄化を望む人は、誰でも祓詞を唱えて、心身の浄化を願うことができるのです。

部屋の空気がこもっているとき、窓を開けた瞬間ふわっと風が入り、空気が入れ替わって軽くなる感覚がありますよね。
祓詞はまさに“心の換気”。言葉の力で滞りが流れ、新しい気が自分の中に満ちていきます。

「穢れ」について

日本人は、昔から「祓(はらえ)」という言葉に特別な意味を込めて使ってきました。
私たちは、毎日生きていくうちに、誰しも穢れや気の流れの滞りが積み重なっていくと云われます。
「穢れ」と聞くと少し強い言葉に感じるかもしれませんが、「穢れ」とは、不運やネガティブな出来事だけを指すのではなく、気の流れの滞りや空間のよどみなども指しています。
普段よく使われる「悲しみで気が滅入る」、「疲れが溜まりやる気がなくなる」、「ストレスが蓄積して心身ともにボロボロになる」といったことも「穢れ」に含まれるのです。
そんな穢れを取り除き、再びクリアなエネルギーへと戻すための行為を「祓」と呼び、人々や場の浄化を図っていました。

言霊としての祓詞

祓詞の文章は、その言葉一つ一つに感謝や光に満ちたエネルギーが込められています。祓詞を唱えることで、神様への申し伝えはもちろん、自分自身や周りの空気を浄化し、良い出来事が訪れるよう導かれると考えられていました。

古くから日本人は言葉に力が宿るという「言霊(ことだま)」の力を大切にしてきた歴史があります。口に出した言葉は実現化・具現化すると云われており、神聖で清らかな文章を唱えることが、心身の浄化や場の浄化、そして運気の好転につながると考えられていたのです。

科学的な見地からみても、音や言葉の放つ波動は、発した空間に影響を与えることがわかっています。例えば「ありがとう」という言葉は、とても柔らかい波動を持っており、言う側にも聞く側にも良い影響を与え、その場が感謝のエネルギーで満ちるようになるのです。

Key Takeaways
1 祓詞は心と体の滞りをリセットする言霊
2 日本神話に由来する浄化のための伝統的な祈り
3 誰でも唱えることができ、日常の浄化法として活用可能
この章のポイント
✔ 祓詞は心の浄化をサポートする言霊
✔ 日本神話から続く浄化の文化
✔ 誰でも唱えられる身近な浄化法

こんな時に祓詞を唱えてみるのがおすすめ

祓詞は、神社で参拝するときはもちろん、普段の生活の中で唱えることもおすすめです。
なんとなくツイてないな、物事がうまくいかないなと感じるときは、自分の中で何かが滞っているサインだとも考えられます。
疲れが溜まっていたり、忙しさのピークが重なったりすると、なんとなく体の重さを感じて「不健康だ」と思うこともあるでしょう。
実は、「運気が下がっている」と感じるとき、周囲の人や外的要因による影響は1割ほどだと云われ、残りの9割は自分自身の心の中にある我慢や嫉妬、ちょっとした意地悪心や自分を否定する気持ちなどが生み出され、ネガティブな要因になっているとも云われます。
自分の不調の根源が、周りや誰かのせいではなく、自分の心の中にあるのだとすれば、浄化を通して自分自身で改善することができるのです。
こんな時は、ぜひ祓詞の力を借りて自分の浄化をし、心身ともに整えてみましょう。祓詞を唱えることで、心の落ち着きや澄んだエネルギーが感じられやすくなり、心のリセットをすることができますよ。

Key Takeaways
1 気持ちが重いときは心の滞りのサイン
2 祓詞は心のリセットボタンとして日常に取り入れられる
3 自分の内側を整えることで運気の巡りも好転
この章のポイント
✔ 心の重さは内側の滞り
✔ 祓詞は日常で使える浄化法
✔ 心身が整うと運の流れも上向く

手軽に唱えることができる「略祓詞」(りゃくはらえことば)について

祓詞の全文を毎日唱えるとなると、ちょっと気負いを感じてしまいますが、その一文の「略祓詞」であれば、手軽にいつでも唱えることができます。
この略祓詞は、1日のうちどんなタイミングでも唱えることができますので、ぜひ覚えておくことをおすすめします。

・祓(はら)え給(たま)い、清め給(たま)え、神(かむ)ながら守り給(たま)い、幸(さきわ)え給(たま)え

現代での意訳は「お祓いください。お清め下さい。神様のお力により、どうかお守りください。幸せにしてください」という意味になります。

祓詞を唱えるときは、その言葉に言霊が宿っていることをしっかりと意識しながら、一言一句正確にハッキリ唱えるようにしましょう。祓詞の持つ大いなるエネルギーを感じることができるでしょう。
唱えるときは、ゆっくり心を落ち着けて、呼吸を忘れないようにすることもポイントです。
自分自身の内側に集中しながら、神様への感謝の気持ちを込めて神聖な気持ちで唱えてください。

この略祓詞は、神社でお参りする前に唱えることもおすすめです。神社で唱えるときは、周囲の人の迷惑にならないよう、配慮しながら行ってくださいね。

Key Takeaways
1 略祓詞はいつでも唱えられる“ミニ浄化”
2 1フレーズで心の中心が整いやすくなる
3 神社参拝の前にも使える便利な言霊
この章のポイント
✔ 略祓詞は毎日の浄化に最適
✔ 短い言霊でも波動の影響は大きい
✔ 神社でも自宅でもすぐ実践できる

浄化をサポートしてくれる宝石たち

祓詞と同じように、宝石もそれぞれ固有の波動を持っています。美しい輝きを放つ宝石は、身に着けることで持ち主を輝かせてくれますが、それだけではなく、宝石は場を清める浄化や守護石として、また、持ち主の心の曇りを払うサポートとして活用されてきました。

現代の私たちは、人間関係や仕事の悩みなど多くのストレスに悩まされて、心身ともに重さやだるさを感じている人も少なくありません。
そんな時、ジュエリーを身に着けることで手軽に自分自身の浄化を行い、毎日気持ちよく過ごすことができるようになると嬉しいですよね。
そこで、身に着けると浄化効果があると云われるおすすめの宝石をご紹介します。

アメジスト

紫色の神秘的な色合いを持つアメジストは、「魔除けの石」や「守護石」とも呼ばれ、「高次元の癒し」を象徴するパワーストーンの一つです。
アメジストは、ネガティブなエネルギーを吸い取り、場の浄化や持ち主の浄化をしてくれるといわれており、ほかのパワーストーンが吸ったマイナスエネルギーのクリアリングのためにも用いられています。

アメジストのジュエリーを身に着けることで、次のような効果が期待されます。

・心に根強く残るネガティブな感情の手放し
・持ち主の第六感や直感が鋭くなり、周りを見通す力
・心の内側にあるマイナスな感情を手放すサポートをしてくれる

K18YG オクタゴンカット アメジストネックレス
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透明感が美しい紫の宝石
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ローズクォーツ

「愛と癒しの石」と呼ばれるローズクォーツは、心に積み重なった悲しみや痛みを浄化をしてくれるパワーストーンとして知られています。とくに、つらい恋愛で傷ついた心を癒したいと願う人におすすめの宝石です。
ローズクォーツを身に着けることで、次のような浄化作用が期待できます。

・傷ついた心が癒され、つらい思い出が昇華される
・古い人間関係が整理され、新しい出会いを呼び込む
・不安や恐れが軽減され、人間関係に大いなる愛が感じられるようになる
・自分のことが好きになり、周りの人へも愛情深く接することができるようになる

K18YG ローズクォーツ 六角形ピアス
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愛の象徴、ローズクォーツ
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ダイヤモンド

ダイヤモンドは、暗闇をも照らす強い光を放つと云われ、魔除け効果や悪いものを遠ざける作用があるパワーストーンとして知られています。持ち主はもちろん、周囲の人全体の浄化を促すと云われるほどの強いエネルギーを持っているので、自分と周りの人の幸せを願うときに御守り代わりに持つとよいでしょう。

ダイヤモンドの浄化作用としては、次のようなことが挙げられます。

・自分や周囲のネガティブなエネルギーを浄化する
・心に迷いがあるとき、曇りを払い進むべき道を示してくれる
・魂の純粋性を高め、高次元のエネルギーとのつながりを深める

K18YG ダイヤモンド ピンキーリング
K10YG ダイヤモンド ピンキーリング
具現化させる宝石、ダイヤモンド
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よくあるご質問
Q. 浄化の石は普段使いしても問題ありませんか?
A. まったく問題ありません。アメジストやローズクォーツは日常の中で身につけることで、より穏やかな気持ちに整いやすくなります。
Q. 浄化目的で選ぶなら、どの宝石が一番おすすめですか?
A. 心を落ち着けたい人はアメジスト、恋愛や自己愛を整えたい人はローズクォーツ、強力な浄化を求める人はダイヤモンドがおすすめです。
Q. 宝石のお手入れは難しいですか?
A. 基本は柔らかい布で軽く拭くだけで十分です。直射日光や硬いものとの接触を避ければ、長く美しさを保てます。

まとめ

今回は、祓詞と宝石の浄化作用についてご紹介しました。
「災いや不浄なものを清めてほしい」と願う浄化の心があることは、今も昔も同じです。私たちは、誰もが本来は純粋な魂を持っているのですが、疲れやストレスによって、滞りやよどみが生じることもあります。それは単なる事象であって、ダメだとか卑下されるようなことではありません。気の流れの滞りやよどみに光を指すことで、大きな浄化が起こり、前よりさらにクリアな輝きを放つこともあるのです。
そんな浄化のお手伝いができるのが、祓詞や宝石の存在です。ご紹介した略祓詞や宝石を活用しながら、自分自身の浄化に役立ててみてはいかがでしょうか。

まとめ|心を整える祓詞と宝石の力
祓詞は、古来より心の曇りを払う言霊として大切にされてきました。
さらに宝石は光の波動で持ち主を整え、毎日にやさしい変化をもたらします。
祓詞と宝石を取り入れることで、澄んだ心と前向きなエネルギーが戻ってくるでしょう。
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