昨今ジワジワと人気が高まっている宝石があります。皆さんもご存知かな?と期待半分、いや、やっぱり玄人過ぎる宝石かも……と諦めも半分といったところでしょうか。

今回は超レアストーン、しかし鉱物マニア眉唾の宝石グランディディエライトについてお話していきたいと思います。はっきり言って高いです、しかし今後大注目の宝石!

人気急上昇!レアストーンの代名詞グランディディエライトって?

グランディディエライト、なんだかパワフルなネーミングの宝石ですね。なかなか覚えにくい韻を持つ宝石ですが、真ん中のディディをしっかり暗唱できれば、意外にすんなり口から出てくるもの。

さて2015年頃から、ジンワリSNS界隈で話題を呼び始め、新時代令和に宝飾業界界隈ではちょっとした流行りを見せている宝石、それこそがグランディディエライトなのです。

しかしそれでも世間の認知度はまだまだ低いので、今回はそんな未知なる宝石グランディディエライトのイロハを皆さんと共有していきたいと思います。

グランディディエライトってこんな宝石です!

グランディディエライト、あまり知られていはい宝石なので、有名鉱物本にもあまり記載されていないレアストーンです。約100年前にマダガスカルで発見されたこの宝石は、その発見者グランディディエ某氏の苗字からネーミングされました。

気になるその色合いは、なんといえばいいでしょうか、ブルーではあるもののどこか澱みがあるような藍色……。パライバトルマリンのような鮮やかなネオンカラーでもなく、サファイアのようなくっきりとした王道ブルーでもない。例えるのならば瑠璃色~群青色のブルーと言ったところでしょうか。

モース硬度は約7.5ほどで、ガーネットやアイオライトなどとほぼ同じ硬度を誇り、宝石加工にも耐えられる耐久性を持っています。

とにかく採掘量が少ないのが特徴で、1カラット越えの宝石品質のものはごくごく希少。現在はマダガスカルの他、ナミビアやスリランカでも発掘されていますが、そのほとんどが透明部分の少ない宝石として利用できないもの、またはファセットカットに適さない品質のものばかり。

それゆえにレア中のレアと形容される宝石であり、鉱物マニアの物欲を刺激してやまない宝石、それがグランディディエライトなのです。

グランディディエライトの値段はどれくらい?

レアストーンは追求しだせばキリがありませんが、その人気話題度はパライバトルマリンに次ぐと言っても過言ではない、それがグランディディエライト。

なお気になるそのお値段ですが、これはもうピンキリですが0.1カラット以下で1万円程度のものから、1カラットで100万円以上するルースも少なくありません。やはりそれぞれのルースでその透明度、色合いが異なるため、特にその青味が強いもの、そしてカラット数が大きいものの値段が高騰する点は、他の宝石と同様です。

低品質の物であれば、オンラインまたは御徒町等のルースショップで購入可能ですので、気になる方はぜひグランディディエライトのレアブルーをその目で楽しんでみてはいかがでしょうか?

またジュエリーとして加工されているものは、やはり極小の0.1~0.2カラットのグランディディエライトがセットされる場合が多く、その場合10万円程度で購入可能です。

気になるグランディディエライトの石言葉は?

宝石選びの方法として、その宝石が持つ意味に注視する方も少なくありません。グランディディエライトの石言葉は「あらたなる冒険」、何ともグランディディエライトらしい意味と言えますね!

パワーストーン界隈でもジワリジワリとグランディディエライト人気に火が付き始めていますが、スピリチュアル的な面ではなく、何か新しいことに挑戦したい!新たな新天地で再スタートを切りたい、そんな決意表明のような意味で身に着けてみてはいかがでしょうか?

グランディディエライトの楽しみ方を考察!

他のレアストーンと比べても、そのレア度はかなりのもの。稚拙な私の語彙力では、そのレア度にピッタリハマる言葉は浮かびませんが、とにかく希少なんです。

ここではそんなグランディディエライトの楽しみ方、愛で方をあらためて考えてみたいと思います。

ルースを眺めるだけでOK?!

グランディディエライトの淡い瑠璃色、ペルシャで作られた瑠璃色の盃を思わせる色合いが何とも雅な雰囲気を醸し出します。

グランディディエライト、その楽しみ方の一つとして希少な原石を比較してムフフと色遊びに興じることが挙げられます。一言でグランディディエライトの青と言っても、アクアマリンのような淡い青から、ザ・グランディディエライトの瑠璃~群青色、グリーン味が強いもの、または青緑系など、それぞれ個性の幅が広い為、様々なルースを集めてその色の変化をルースで楽しむ、これも人気ある愛で方の一つなんです。

ジュエリーに加工してみる

グランディディエライトのジュエリーは市場にあまり流通していません。その希少さもさることながら、一方向に割れやすい劈開性があるため、ルースセッティングをするのが困難な面も、グランディディエライトジュエリーが少ない要因の一つです。

ただしその美しさを気軽に、そして長く楽しめるのは、やはりジュエリー加工をしたものに限ります!市場に流通しているものが少ないのなら、オーダーメイドジュエリーとして楽しんでしまえということで、グランディディエライトジュエリーをオーダーする方は非常に多いのです。

加工費用は高額ですし、職人によっては破損の恐れがあることから、加工自体を断られてしまう場合もあるので、その際はなるべくベテランの職人がいる工房を選びましょう。前述のようにカラーグラデーションを楽しむようなデザインも素敵ですし、輝きの強いダイヤモンドでクラスターリングをデザインするのもGOOD!

グランディディエライト自体が高額なので、完全オーダーメイドはまさにお財布と要相談!しかし世界に一つしかないマイジュエリーでグランディディエライトを楽しむ、そんな贅沢も頑張った自分へのご褒美にはちょうどいいのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

あまりの採掘量の少なさがゆえ、レア中のレアと認識されているグランディディエライトですが、一度その深みのある青を覗いてみてください。サファイアでもアイオライトでもない、タンザナイトとも異なるその色合い。

薄いブルーのものは比較的手の届きやすい価格帯で購入可能ですが、やはり青みの強いルースにこそグランディディエライトの魅力が詰まっていると言えるので、少し無理をして最高級のカラーを楽しんでみる、そんな贅沢をしてみるのも素敵かもしれませんね!

今後の動向からも目が離せないレアストーンなので、気になる方はぜひ値段が今以上に高騰するその前に、購入してみてはいかがでしょうか?

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