星占いの起源となる占星術の歴史はとても古く、今から4000年前にはすでに星を読み解く手法に長けていたといわれています。すでにその時代から、天体の動きは地上の動きとリンクしており、宇宙の星たちは、私たちの暮らしに多大な影響を与えると考えられていたのです。古代の祭司たちは、国の情勢や人々の暮らしをよくするために、数学や天文学を極めて占星術を発展させていきました。

そんな占星術の中でも、自分の誕生した日にち日から割り出される十二星座占いは、私たちにも身近な占いの1つです。単なる占いとはいえ、「星占いって意外と当たる」と思う人も多いのではないでしょうか。
今回は、蟹座の特徴や性格、人生における役割について、また蟹座をサポートするジュエリーについてご紹介します。

蟹座について

蟹座は、6月22日〜7月22日までに生まれた人たちで、英語名はキャンサー、4つの元素の中でも「水」を担当する星座です。
十二星座の中では4番目を担当している蟹座は、周りの人たちに寄り添い、包み込む包容力を持っています。
隣り合う星座の双子座のあっさりした特性とは違い、情に深く、感受性が高い人が多いです。
四つに割り振られたエレメントでは、感情の部分を担う「水」を担当しており、人生を通して「感受性」がテーマです。

蟹座の基本的性質について

蟹座の人は、母親のように優しく、とてもお世話好きな人が多いです。共感力が高い人が多いため、人の気持ちを察知して優しく接することができます。また、面倒見もよく「母性」のかたまりのような人なので、みんなのお母さん的な立ち位置の人も多く、周りを和ませ、多くの人から親しまれているでしょう。
自分でも「献身的に誰かをサポートすることが使命」だと思っているため、困っている人がいたらどんなに自分が忙しくても見て見ぬ振りはできないという一面も……。

蟹座の性格

蟹座の人は、人とのつながり、心のつながりを大切にする人が多く、ひとりでいるよりも誰かと共に過ごすことが大好きです。親しくなった人や家族のことはとても大切にし、「仲間か、仲間ではないか」で人との接し方が全く変わります。人見知りの傾向もあるため、人と仲良くなるまでに少し時間がかかることもありますが、一度仲間と認めた人には、全力で愛情を注ぎ、相手との距離感もかなり近めです。また、仲間以外の人にはかなり塩対応で、時に排他的になってしまう部分も見られます。

また、水のエレメントの特性である「感情」がテーマとなる人たちです。感受性が高く、繊細で傷つきやすいナイーブな一面も持っています。ただ、周囲への配慮から、そんな心の動きを悟られないようにすることも多く、周りからは傷ついていることがわかりづらいように動くでしょう。
また、表に出るよりは裏方でお世話することを好む控えめなタイプが多いので、代表に選ばれるような場面が苦手という人も多いです。

蟹座の行動パターンは?

蟹座の人たちは、かなり「直感力」に長けており、人の心を読む洞察力にも優れています。人のお世話が大好きゆえに、困っている人がいないかをサッと伺って手助けすることができるのです。
また、みんなが和やかに過ごせるように、人と人をつなげることも得意としているため、自らが潤滑油となり間を取り持つことも多く、重宝される人が多いでしょう。ただ、人付き合いのベースに「自分の仲間かそうでないか」という区分けがあるため、初対面の人と先だって話すことは苦手です。あくまでもサポート的な役割で、人と人とをつなぐことや、その場の雰囲気が良くなるように動きます。

人とのつながりを大切にするため、人との思い出は宝物です。いただいた手紙やプレゼント、旅行の写真など、思い出の品を捨てられない……という人も多いのではないでしょうか。
加えて、非常に記憶力がよく、出会った人や体験したことは忘れません。ただ、よい記憶だけでなく、悪い記憶もしっかり覚えているため、時に生きづらいこともありますが、周囲にあまりその様子を見せることは少なく、環境に同調するように生きています。

蟹座の恋愛傾向について

蟹座の人たちは、根はとても寂しがり屋な人が多いです。好きな人ができたらずっと一緒に過ごしたいと思うため、十二星座の中でも一番結婚願望が強いといわれています。
好きな人のことはとくにお世話したい!と思うため、お付き合いしている時から食事や身の回りの世話をすることに生きがいを感じるでしょう。
好きな人と会えない時間はとても不安になるため、遠距離恋愛や単身赴任は難しく、バランスを崩してしまうことも……。
恋愛面では、「自立と依存」がテーマになることが多いため、できるだけ長く一緒に過ごすことができる人とパートナーになれば、お互いに良い関係を築くことができます。

結婚後は、愛する家族のお世話を楽しみながら、何気ない日常を大切にしつつ幸せを積み立てていくことができるので、安定した日々を送ることができるでしょう。

そんな蟹座と相性の良い星座は、同じ水のエレメントを持つ蠍座・魚座の人たちです。同じようい感情を大切にする蠍座・魚座の人たちは、共感能力も高いため、お互いを思いやりながら心地よい関係性を築くことができます。
また、地のエレメントを持つ牡牛座・乙女座・山羊座の人たちとも相性が良いです。自分の苦手な分野を補ってくれる地の星座の人たちは、困った時にサポートしてくれるため、一緒にいると目的への道のりがスムーズになるでしょう。

蟹座におすすめのジュエリー

愛情深く仲間思いの蟹座の人たちは、相手とのことを思うあまりに、時に自分の心のバランスを崩してしまうこともあります。そんな時は、星座モチーフのジュエリーに守ってもらうのもおすすめです。ヨーロッパでは、星座モチーフのアイテムをお守りがわりにもつ風習があり、多くの女性たちに愛されています。
ダイヤモンドで紡がれた星座ネックレスは、蟹座の優しさをフォローしつつ、自分らしく輝けるようにサポートしてくれるでしょう。

10YG ダイヤモンド 星座ネックレス

まとめ

今回は、蟹座の性質や特徴についてご紹介しました。蟹座の人は、人へ愛情を持って献身的に接することができるとても優しい人です。愛する人たちとの関係が自分にとっての「宝物」なので、お世話をすることで自分の喜びを得られるという、究極の奉仕の質を持っている人だといえるでしょう。
ただ、繊細な心を持っているので、自分のケアをすることもキーになります。相手のお世話と同様、セルフケアを充実させることにも目を向けてくださいね。

本稿は無断転載禁止です。ヴィサージュジャパン 株式会社