女性に人気の月モチーフは、見た目の可愛らしさだけでなく、さまざまなスピリチュアル的な意味合いが込められています。その背景には、月にまつわる神話や言い伝えとともに、古くから人々が月に対して特別な思いを馳せていた歴史があるのです。
今回は、そんな月モチーフの魅力や意味合いについて探求していくとともに、プレゼントにおすすめの月モチーフジュエリーをご紹介していきます。

月モチーフの由来について

古来より多くの人々を魅了してきた夜空に輝く月は、美しさとともに、人々に希望を与える存在でもありました。
古代エジプトの神様ホルスは、右目に太陽、左目に月を宿していると言い伝えられています。満ち欠けを繰り返す月は、新月で姿が見えなくなっても満月で再び輝くことができるため、回復や再生、そして不老不死のシンボルとされていたのです。「月にウサギがいる」という中国の神話でも、ウサギは不老不死の薬をつくっているのだそう。
また、ギリシャ神話では、アルテミス・ヘカテ・セレネの月の三大女神をはじめ、さまざまな月の女神が物語に登場します。日本でも月にまつわる神話は数多く残されており、月は信仰とも深いかかわりがあったといわれているのです。

月がモチーフとして流行し始めたのは、ヴィクトリア時代のヨーロッパだといわれています。当時は、三日月モチーフのジュエリーが注目をあつめていたそう。日本でも、伊達政宗が月モチーフのついた兜を使用していたことや、着物や装飾の柄に月モチーフが使われてきた歴史があります。
そんな月モチーフは、時代を超えて今でも世界中の女性から愛され人気が高いためプレゼントとしてもおすすめのアイテムなのです。

月モチーフが持つ意味合いについて

月モチーフが人気の理由は、見た目の可愛らしさはもちろん、モチーフの持つ意味合いも注目されているからです。
そこで、月モチーフの意味について詳しく説明します。

女性との深いかかわり

古来より、月は「女性性の象徴」といわれてきました。月の満ち欠けのサイクルは、女性の体のサイクルや、妊娠・出産とも関係しているという説があることから、月は「母性」の象徴といわれているのです。
他にも、月の満ち欠けのリズムは、女性の心と体、バイオリズムに大きな影響を与えるといわれています。

陰陽の役割

中国では、自然界の対照的な存在を「陰陽」のエネルギーとして捉える考え方があり、「陰陽」となる存在は、それぞれがバランスを取りながら補い合っているといわれています。
「陰陽」の見地から見ると、月は「陰」の役割で、太陽が「陽」の役割になり、それぞれが呼応しながら支えあっているのです。
男女でいうと男性が「陽」、女性が「陰」。ここでも月は女性性と同じ「陰」のエネルギーを担当しているのです。

変化や成長

新月から満月、満月から新月へと向かう月は、満ち欠けを通して日々形を変えているように見えます。新月がだんだん満ちていく途中は、物事の成長や繁栄を表しており、ピークに達した満月からだんだん欠けていくときは、満ちたものの収穫時期や次のサイクルに向けての準備期間に入ると考えらえていました。
また、成長や変化は生命のサイクルや時の流れにも通じているため、月の満ち欠けからさまざまなことを読み取れるとして、宗教や占星術でも活用されてきた歴史があります。

浄化の力

「月光浴」という言葉ありますが、古くから月の光には不思議な力があるといわれており、月の光をあびると心身が浄化されると考えられていました。月の光にはマイナスエネルギーを浄化する作用があるといわれており、心と体にたまったネガティブなエネルギーをクリアリングしてくれるといわれているのです。
また、浄化は美を促すことから、月の光は美のサポートもしてくれると考えられてきました。かのクレオパトラも月光浴を好んでいたといわれており、月の光を浴びることで美貌を保っていたという言い伝えも残っています。

幸運のシンボル

月の中でも、三日月はちょっと特別なものと考えられています。昔から三日月には「三日月を見かけると幸せになる」、「三日月に向かってお祈りすると願い事が叶う」などの言い伝えがあり、幸運のシンボルとして親しまれてきました。
だんだん満月へ向かっていく三日月は、希望に満ちたエネルギーを持っているといわれ、願いを叶えるためのサポートしてくれるといわれています。とくに、上弦の月になりつつある三日月は、まさに満月に向かってエネルギーがどんどん満ちていく状態ですので、パワーチャージにおすすめの状態です。
また、日本では「ツキを呼び込む」というゲン担ぎで、月モチーフを身に着けて運気アップを狙うという意味でも用いられているなど、幸運のシンボルとして親しまれています。

プレゼントにおすすめの月モチーフジュエリー

特別な意味合いを持つ月モチーフのジュエリーは、大切な彼女や奥さんへの贈り物にもおすすめのアイテムです。
月モチーフジュエリーを選ぶなら、いつも身に着けられるネックレスが喜ばれるでしょう。
女性にとってネックレスは、ハート(心)のサポートになるといわれています。月モチーフは女性性をサポートするエネルギーを持っているため、身に着けることで女性性や母性をサポートし、心が穏やかであるように導いてくれますよ。

こちらの三日月モチーフのネックレスは、三日月にダイヤモンドが散りばめられている可愛らしいデザインが特徴です。ダイヤモンドは「純愛」「変わらぬ愛」という石言葉を持っているため、大切な人への贈り物にいかがでしょうか。
また、ダイヤモンドは「増幅する」というエネルギーを持っているため、ダイヤモンドの意味合いはもちろん、月のエネルギーが増幅するよう導いてくれるでしょう。

K10YG 三日月 ダイヤモンドネックレス

こちら、三日月とともに揺らめく美しいダイヤモンドが印象的なネックレス。身に着けた時、所作とともにダイヤモンドが揺れ動き、華やかに存在感を放ってくれます。可愛らしさと上品さをあわせもっているため、どの年代の女性にもおすすめのアイテムです。

K10WG ダイヤモンド ムーン ネックレス

まとめ

今回は月モチーフの由来や意味合いについてご紹介しました。優しさや女性らしさ、そして女神との関係性が深い月モチーフは、女性のお守り代わりに最適です。大切な彼女や奥さんへの贈り物を探している人は、月モチーフのジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか。

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