結婚式やガーデンパーティー、ウェディングフォトの際に欠かせないウェディングブーケ。ブーケのデザインは、ドレスと同様、花嫁さんがかなり悩むポイントでもあります。
そこで今回は、ウェディングブーケの種類や合わせるお花など、ブーケ選びのポイントについてご紹介します。

ブーケの準備について

結婚式やフォトウェディングの時に欠かせないブーケ。ブーケの準備については、ウェディングドレスや小物類が決まってから、ドレスの色味やバランスを見ながらオーダーします。

ブーケの準備は挙式や撮影の3ヶ月前くらいから検討を始める人が多いです。遅くとも、1ヶ月前には注文する流れで準備するとよいでしょう。

ウェディングブーケ選びのスケジュール

・~半年前:ウェディングドレスを決める
・~3ヶ月前:ブーケについて検討する
・2ヶ月前:ブーケの内容を決定する
・1ヶ月前:ブーケの注文をする

※結婚式の会場によっては、ブーケの持ち込み料金が発生する場合もあります。自分のお気に入りのフローリストさんに注文する場合や自作する場合などは、事前に持ち込み料金について確認しておきましょう。

ブーケのシルエット(デザイン)はどうする?

ウェディングドレスの種類がたくさんあるように、ウェディングブーケもシルエットがいくつかあります。
ブーケはドレスのスタイルに合わせて選ばれることが多いため、ドレスの決定後にバランスを見ながら相性のよいシルエットを考えて、選ぶお花を決めていきましょう。

まずは、ブーケのシルエットについてご紹介します。

ラウンド

丸いシルエットが可愛らしいラウンドブーケは、可愛らしいドレスにも和装にも合うため、ウェディングブーケの中でもかなり人気が高いデザインです。バラやシャクヤク、ラナンキュラスなどを使ったブーケが人気ですが、小花系で作るラウンドブーケも素敵ですよ。ドレスの雰囲気や色合いで使うお花を選ぶのもおすすめです。
使うお花の種類によって、同じラウンド型でも雰囲気がガラリと変わりますので、Aライン型やベル型のドレスを選ぶ場合はコンパクトなブーケを、ボリュームのあるドレスの場合は大きめのブーケにすると見栄えが良いですよ。

クラッチ

お花の茎を束ねてナチュラルなお花の状態を生かしたクラッチブーケは、ワイヤーやスポンジなども使わず、お値段も他の形のブーケに比べると比較的リーズナブルです。軽くて手に持ちやすく、ブーケトスの時にも使われることが多いクラッチブーケは、ガーデンウェディングなどで大活躍します。
クラッチブーケは、基本的にはお花を束ねるスタイルですので、結婚式用や撮影用に自分で手作りする人も多いです。お好きな色のグラデーションで作るケースや、グリーンとホワイトのみでナチュラルにまとめるなど、自分の好みの色合いでクラッチブーケを作るのも楽しいですよね。
ただ、クラッチブーケを手作りするときは、水揚げの処置をしっかりしておくなど、お花の保水処理に気をつけましょう。

クレッセント(三日月)

通常のブーケとは違い、三日月のカーブを描いたシルエットが美しいクレッセントブーケはちょっと珍しく、注目度の高いブーケのデザインです。縦にも横にも持つことができるため、フラワーアレンジで様々な表情を演出できます。
弧の部分が緩やかなものや長めのものなど個性を出すこともできるため、デザインの自由度が高く、オリジナルの結婚式を考えているカップルからの支持も高いです。
クレッセントブーケを作る際、大ぶりのお花を使うととても華やかなブーケになり、小ぶりのお花を使うとナチュラルに仕上がるなど、どんなお花を使っても様になります。洋装にも和装にもおすすめですので、色味をグリーンとホワイトのナチュラルなテイストに仕上げたり、色とりどりのお花で仕上げたりと、白無垢やドレスとのバランスを見ながら決めて行くとよいでしょう。

オーバル

ラウンドブーケをちょっと楕円形にしたデザインのオーバルブーケは、エレガントで女性らしい雰囲気のあるブーケです。
ブーケに利用されるお花はバラやシャクヤク、ラナンキュラスなどが多いですが、選ぶお花によって大人っぽさや上品さ、可愛らしさや柔らかさを出すことができます。
オーバルブーケは、ラウンドブーケと同様に和装にも洋装にも合わせやすいのですが、ラウンドより少し長さが出ることから、細身のドレスと合わせるとバランスがよくなるでしょう。

また、オーバルブーケと似たデザインに「ティアドロップブーケ」がありますが、オーバルと少し違いしずく型に作られており、2つのデザインで悩む人も多いです。

キャスケード

優雅でボリューミーなキャスケードブーケは、ブーケの中でもラウンドブーケと並ぶ王道のブーケです。「キャスケード」とは「小滝」という意味があり、上から下へと流れるような縦長のシルエットが美しく、花嫁さんからも非常に人気が高いデザインとして知られています。ゴージャスで見栄えも良いので、格式高いホテルでの結婚式や大きな結婚式場、正統派のチャペルでの挙式にもぴったりですよ。

キャスケードブーケは、クラシカルなドレスや豪華なドレス、細身のドレスなど様々なスタイルに合わせやすいのも特徴です。
バラやカサブランカのキャスケードブーケが王道ですが、色鮮やかなお花を使うと雰囲気もガラリと変わります。ゴージャスな雰囲気にも可愛らしい雰囲気にも仕上げられるので、ドレスや会場の雰囲気に合わせて作ってもらうのもおすすめです。

ブーケ選びと並行してマリッジリング選びも進めましょう

自分の理想のブーケが決まってきたら、ブーケ選びと並行しつつ、マリッジリング選びも進めていきましょう。

結婚したらずっと身につけておくことになるマリッジリングですので、つけ心地がよく、お気に入りのデザインのものを選びたいですよね。

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まとめ

花嫁さんの必須アイテムでもあるウェディングブーケについてご紹介しました。ブーケのデザインや使うお花はドレスとの相性で決めていくため、ドレスが決まったらすぐにブーケの注文をすることをおすすめします。
最近では保存ができるブーケもありますので、1つは生花で作り、1つは保存用として作る花嫁さんも増えています。
自分の目的に応じてブーケを選ぶのも楽しいですよ。

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