四季のある日本では春になると至るところで花々を楽しむことができます。寒い冬が過ぎようやく暖かくなってきた頃、陽の光を浴びて咲きこぼれる花の様子になんとなく心が浮き立つような気分になることってありませんか。中でも春の花をイメージしたときに桜が思い浮かぶ人は多いと思います。春を代表する花、いえ日本を代表する花と言っても差し支えないかもしれません。桜の淡いピンクは四季のある日本の春を連想させてくれます。今回はそんな桜の季節にピッタリな桜ピアスをご紹介したいと思います。
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日本で愛されている桜ってどんな桜?
私たちが桜と聞いて一般的にイメージするものは「ソメイヨシノ」という品種です。公園や街路樹でもよく見かけ、身近に親しまれている桜です。
ですがそのほかにも日本にはたくさんの桜があります。山で目にする野生種の桜の中にはもう少し色の濃いものも多く、開花時期も異なります。また桜によっては形がシンプルな一重咲きのものもあれば豪華絢爛な八重咲き、樹形も和の雰囲気がより強調されるような枝垂れ咲きなどさまざまです。
日本では造幣局の通り抜けといった催しなどで、たくさんの種類の桜が一度に楽しめる場所もあります。毎年100種を超える桜の木が集められ、多くの人の目を楽しませてくれています。そこでは白い桜や淡い黄緑の桜など、桜のイメージとは少し違ったような品種も見ることができます。
たくさんある種類の桜それぞれに付けられた美しい名前
公園や並木道などでたくさんの桜が咲き誇る様子は圧巻です。桜はひとつの花だけを手に取って見ると実に楚々とした印象を受けますが、合わさって咲き乱れると、もこもことなんともメルヘンな雰囲気に。街中のあちこちが柔らかなピンクに染まり、山肌がほんのりピンクになるその風景を見掛けると心が和みます。
ですが掘り下げて見てみると桜一本一本に付けられた名前がなんとも美しいのをご存知でしょうか。「御衣黄」「雨情枝垂」「御車返し」…日本語の奥深さが感じられるような響きの豊かなものばかりです。公園などの木によっては名札が付いているものもあるので一度チェックしてみるとおもしろいですよ。
花の命は短い!?桜の開花から散り際まで
3月中旬になると天気予報と合わせて開花時期が予想されます。開花時期を示す線が日本列島を縦断する様子は桜前線とも呼ばれ、お花見の計画に欠かせないものとなっています。それでは何をもって開花とされるのでしょうか。それは各都道府県に設置されている「標本木」が5輪ほど咲いたら開花とされています。令和になっても目視で確認しているというところがおもしろいですね。
そして桜は開花宣言をしてからおよそ一週間で見頃を迎え、その後少しずつ散ってゆきます。お天気も桜を楽しむポイントになるかと思います。まだまだつぼみが残る頃に降る雨は大丈夫ですが、満開の頃に雨が重なってしまうと一気に散ってしまうことも。花散らしの雨と呼ばれますが、その響きもまたステキですよね。
四季折々1年を通した桜の姿
桜の美しさは開花時期に集約されがちですが、年間を通した桜の木の移り変わりがあってこそ。満開の桜はやがて葉桜となり夏は濃いグリーンへと変化します。そして秋の紅葉を経て葉を落とし冬には枝だけの姿へと移り変わります。そしてまた早春、桜のつぼみが膨らみ出し開花へとつながっていきます。桜の変化は毎年毎年変わることなく続き、日本の四季を丁寧に映し出しています。
ちょっとした疑問…海外でも桜はあるの?
富士山と鳥居と桜吹雪…。日本らしいイラストのポストカードなどに使われるなど、日本のイメージがある桜ですが、実は世界各国で愛されている花なのです。北半球のあちこちで春になると咲き誇り、海外でもその季節を楽しみにしている地域はたくさんあります。中には日本から友好の証として植樹されたものが少しずつ広がったものもあるとか。美しさを愛でる気持ちは万国共通。パリの桜やアメリカの桜並木。いろいろな国の桜を機会があればぜひ見てみたいものですね。
この季節を楽しみたい!春らしい桜ピアス
桜の季節にピッタリな桜ピアス。お花見を楽しむ大人女性におすすめの一品です。桜の美しさと重なってより一層耳元で美しく輝きます。また夜桜のライトアップを受けてキラリと光を放つ桜ピアス。季節感を取り入れたジュエリーは遊び心の中に品格が漂い、大人の余裕が感じられるスタイルです。春を堪能するアイテムとしてひとつ持っていると四季の移り変わりをより一層楽しめます。
K10YG 桜 ピアス
K18YG ピンクトルマリン&真珠 サクランボピアス
まとめ
優しく淡いピンクが美しい桜。心にスッと染み入るような儚げな佇まいが日本人の心を掴んでいるのかもしれません。そしてまた、あっという間に散ってしまうその潔さも風情を感じるポイントです。花盛りの一瞬を楽しむ耳元には美しい桜ピアスを。春を満喫するスタイルでお花見にお出掛けください。