バレエと聞くと、いったい何の演目が思い浮かびますか？普段バレエにあまり馴染みのない人でも、ふわふわの羽根飾りを頭に着けブルーのライトに照らされながら儚げに踊るバレリーナは想像できるかもしれません。それがバレエ「白鳥の湖」です。
ではそのストーリーはどんなものなのでしょうか？ラストは悲劇？それともハッピーエンド？今回はバレエの中でも認知度の高い演目「白鳥の湖」について調べてみました。
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白鳥の湖のあらすじ
ある国ではまもなく成人を迎える王子が花嫁を選ぶよう親から強要されていました。ですがまだ結婚するつもりのない王子は友達と湖へ狩りに出掛けます。
そこでとらえようとした白鳥が月明かりに照らされると、一人の少女へと姿を変えます。実はこの湖に住む白鳥たちは皆、悪魔ロットバルトに姿を変えられた少女たちだったのです。そしてこの呪いを解くためには、まだ誰にも愛を打ち明けたことのない男性が姿を変えられてしまった少女に永遠の愛を誓うしかないとのこと。オデットという少女にひと目で恋に落ちた王子は愛を誓いますが翌朝にはオデットは白鳥へと姿を変え湖に帰っていきます。
翌日の舞踏会。花嫁として選ばれるために集まった世界各国のお姫様の中に悪魔ロットバルトの娘オディール（黒鳥）がいました。ところがオデットとオディールは瓜二つだったため、王子はオディールに永遠の愛を誓ってしまうのです…。
白鳥の湖の初演はいつ？どこで？
「白鳥の湖」はボリジョイ劇場によって1877年に発表されました。初演はあまり評価されなかったようですが、改訂されて以降100年以上の長きにわたって愛され続け、バレエの名作となりました。あらすじでは途中まで触れましたが、実はクライマックスが公演によって大きく変わるのも特徴的な演目です。
また美しい名曲はロシアの有名な作曲家チャイコフスキーによって作り出されました。ロシアのお家芸ともいえるバレエ。チャイコフスキーとバレエが結びつき素晴らしい作品が世に生まれたという訳ですね。他にもチャイコフスキー３大バレエとして、「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」があります。こちらも併せて楽しみたいですね。
ドラマティックな展開が多い変身ストーリー
湖にいるたくさんの白鳥は、魔法をかけられた少女たちでした。このように変身をテーマにしたお話は世の中にたくさんありますよね。ディズニー映画でも取り上げられ、世界的に有名な「美女と野獣」。日本の伝記「ツルの恩返し」。グリム童話にもたくさんの変身ストーリーがあります。なんらかの事情で変身してしまった身でも心までは変わることがなく、その真心は観る人や読む人の心に届くといったお話が多いですよね。変身はドラマティックな出来事ですが、だからこそ人の心の大切さに気が付くのかもしれません。
白鳥の湖をテーマにした映画「ブラックスワン」
実際にバレエを観に行くチャンスはなかなか少ない人にもおすすめしたいのが、映画「ブラックスワン」です。映画でありながらバレエの世界にも触れることができる作品で2010年に発表されました。バレエ要素がふんだんに入りながらサスペンスにカテゴライズされる「ブラックスワン」は観る人の心をグッと掴むストーリーと映像の美しさが秀でた作品。バレエの華やかさや厳しさを知ることができます。
オデットとオディールという大役を射止めた主役ナタリーポートマンの不安定な演技が素晴らしく、この作品でナタリーポートマンはアカデミー主演女優賞を受賞しています。
群舞も見どころ。しなやかで美しい白鳥たちの動き
白鳥の湖にはたくさんの白鳥たちが出てきます。純真で清らかなイメージの白鳥オデットと、魅力的で生命力溢れる黒鳥オディールの２役。白鳥と黒鳥を一人で２役するのも見どころのひとつですが、多くの白鳥たちの群舞も必見です。翼や水面下での足運びなど人間とは違った動きかたを見事に表現しているバレリーナの美しくしなやかな動きに目を奪われます。また、身を寄せ合って息ぴったりと揃った動きで表現する「４羽の白鳥」も白鳥の湖を代表する１シーンです。
変化で魅せるジュエリーアレキサンドライト
変身や変化。人はそのミステリアスな雰囲気に引き込まれます。アレキサンドライトは場所ごとにカラーチェンジする不思議なジュエリーです。妖艶で神秘的ですが、案外普段使いにも向いています。デイリースタイルにもスッと馴染む適度なサイズ感のピアスをさらりと身に着けながら、実は個性的。とてもステキですね。他のジュエリーにはない特徴をもつアレキサンドライトはインパクト大で、日々の気分を華やかに上げてくれることでしょう。
K18YG アレキサンドライト(シンセティック) ピアス
まとめ
100年以上愛されて続けているバレエ「白鳥の湖」。とっておきのジュエリーを身に着けて一度見る機会を作ってみませんか。ひとりの少女が一羽の白鳥に変身するように。変化の美しいアレキサンドライトはいかがでしょうか。