結婚記念日の呼び方は、結婚後の年数によって異なります。結婚して1年目は「紙婚式」、5年目は「木婚式」、15年目は「水晶婚式」……。「紙」で始まった2人の関係性は、絆が深まるごとに、厚みが出て価値あるものへと変化していくのです。
2人の結婚20年目のお祝いは、磁器のように固い絆をイメージして「磁器婚式」(じきこんしき)と呼ばれています。
今回はそんな「磁器婚式」について、また「磁器婚式」におすすめのプレゼントについてご紹介いたします。

「磁器婚式」(じきこんしき)とは

結婚記念日をお祝いする風習は、イギリスが発祥として世界中に広がりました。イギリスでは、大切な人と夫婦になった結婚記念日を特別な日としてお祝いしており、日本と同じように年数ごとに記念日の呼び名が決められています。結婚記念日の文化が日本に入ったのは、明治時代に入ってからです。当時の明治天皇が銀婚式のお祝いをし、それ以降一般の人たちにも広く普及するようになりました。

結婚記念日の1つである「磁器婚式」とは、20年目の結婚記念日をお祝いするための言葉です。結婚記念日は、15年目までは1年ごとに○○式と名称がつけられていますが、それ以降は5年ごとに決められています。
15年目の水晶婚式から5年経った20年目の「磁器婚式」は、「磁器のように硬く、丈夫な絆で結ばれている」という意味合いが込められており、2人の絆の厚みが感じられますね。
高温で焼いて作られる磁器は、硬くて長持ちするほか、見た目にも美しい作品が多いです。20年という歳月を経て作られた夫婦の絆は、さまざまなことを乗り越えて、2人にしかわからない愛の形がたくさんあるでしょう。そんな2人を象徴するのにふさわしい言葉として、「磁器」という言葉が記念日の名称に選ばれているのです。

「磁器婚式」はどんなお祝いをする?おすすめのプレゼントは?

結婚20周年の「磁器婚式」は、とくにこのようなお祝いをするとよい、という決まった風習ありません。ただ、20年という大きな節目の結婚記念日なので、そばで支えてくれた奥様へ思い出に残るようなプレゼントを贈りたいですよね。
そこで、「磁器婚式」におすすめのプレゼントについてご紹介します。

ジュエリー

結婚記念日のプレゼントとして定番でもあるジュエリーは、女性にとって喜ばれる贈り物です。
20周年という特別な節目の磁器婚式には、ちょっと上質なジュエリーをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

ダイヤモンドのネックレス

結婚20年目の磁器婚式には、「永遠の愛」という石言葉を持つダイヤモンドのジュエリーがおすすめです。20年という時を一緒に過ごしてきた2人には、お互いを支えあう力強い愛が育まれているでしょう。ダイヤモンドは、「変わらぬ愛」、「純愛」、「不屈の愛」という石言葉も持っているため、結婚記念日のお祝いとしてとてもおすすめです。
また、スピリチュアルの見解から見ると、ダイヤモンドは圧倒的な硬さを持っていることから、持ち主を守護、保護してくれる作用があるともいわれています。大切な人を災厄から守ってくれるように、お守り代わりとして贈るのもおすすめです。
ほかにも、ダイヤモンドにはパートナーとの関係性を深めてくれる効果が期待されるといわれています。これまでもこれからもずっと変わらぬ愛を込めて、今後の人生も共に過ごす奥様への贈り物にいかがでしょうか。
Pt900 ダイヤモンド 0.2ct up ネックレス

葵×馬蹄ネックレス

こちらも葵と馬蹄ネックレスは、「神様に逢える」という意味を持つフタバアオイと、ヨーロッパで幸運のシンボルとされる馬の蹄がモチーフになっています。
ハート型の可愛らしいフタバアオイは、神聖な植物として日本神話にも登場します。また、フタバアオイは京都の上賀茂神社と下賀茂神社のご神紋にもなっており、非常に縁起がよいモチーフだといえるでしょう。
また、馬蹄モチーフはヨーロッパで伝統的なラッキーアイテムとして知られています。馬蹄のU字型のくぼみは幸運を逃さず受け止め、逆さにした場合は厄や邪気を振り落とすといわれているのだそう。
葵と馬蹄、そんな2つの縁起の良いモチーフが付いているこちらのネックレスは、結婚20年目の特別な贈り物としても最適で。
心葉 ダイヤモンド0.1ct 葵×馬蹄ネックレス

マリッジリングのアップデート

結婚20年目の「磁器婚式」には、20年という節目のタイミングで、マリッジリングのアップデートをするのもおすすめです。
こちらののマリッジリングは「Perto de Ti」というジュエリーブランド。「Perto de Ti」はポルトガル語で「あなたの近く」という意味を持っており、20年あなたの近くで一緒に過ごしてくれた奥様との新たなる章の幕開けとしてリンクする言葉ではないでしょうか。
リングには、永遠の愛の象徴であるダイヤモンドと、ロゼンジ(ひし形)のデザインが施されています。ひし形は古来より魔除けの意味合いがあるといわれ、邪悪なものを跳ねのけるシンボルとして用いられてきました。また、ヨーロッパでひし形は豊穣の神様を表すシンボルとして使われているなど、とても縁起のよいモチーフです。
2人の未来がこれからも幸せであるように、という願いを込めて、磁器婚式にマリッジリングを新調するのもおすすめですよ。
結婚指輪 Perto DeTi ダイヤモンド プラチナ ロゼンジ(ひし形)マリッジリング

まとめ

結婚20年目の結婚記念日「磁器婚式」についてご紹介しました。結婚記念日は、2人が積み重ねてきた歴史を振り返り、共に感謝し喜び合う素敵な日です。
いつも一緒にいてくれた大切な奥様へ、感謝を込めて素敵なプレゼントを贈って下さいね。

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