ラピスラズリといえばハッとするような瑠璃色が魅力の宝石です。どことなく温かみのある青色に金、白の模様が入って見える様子はまるで夜空のように見えます。とても古くから知られている宝石で、12月の誕生石となっています。そんなラピスラズリの魅力と、普段使いにピッタリのピアスをご紹介します。
日本人に愛されるラピスラズリ
ラピスラズリは和名を瑠璃といい日本ではサンゴ、真珠と並んで親しまれてきた宝石です。シルクロードを通って日本にやってきたラピスラズリは正倉院に納められています。もちろん古代ギリシャ、エジプトなど紀元前から多くの装身具や彫り物に愛用されてきました。また粉末にして薬や化粧品としても使用されていました。ラピスラズリの神秘的な瑠璃色は人に強い影響を与えていたんですね。
ラピスラズリは実は様々な鉱物が混ざり合って出来た宝石です。瑠璃色の部分は主成分であるラズライト、金色に見えるのはパイライト、白色はカルサイトになります。他にもソーダライトなど様々な宝石が入っており、一つ一つ色や配色が違って見えます。二つとして同じものがないラピスラズリはコレクターの間でも人気の高い宝石なんですよ。
K18YGラピスラズリピアス
最初にご紹介するのはラピスラズリの神秘的な瑠璃色が、まるで地球のように見えるロマン溢れるピアスです。球体にカットされたラピスラズリはその瑠璃色をじっくりと楽しめるようになっていて、大きめなサイズでも柔らかな雰囲気を漂わせています。
金具はK18のイエローゴールド、ラピスラズリに穴を開けて金具を通しています。ラピスラズリに入っている金色の部分(パイライト)とイエローゴールドは同じ色で非常に相性が良く、ジュエリーにした時の統一感が美しくみえます。2つのカットミラーボールがラピスラズリの落ち着いたトーンに華やかさをプラス、シックになりすぎない抜け感を楽しめますよ。
K18YG ラピスラズリ ピアス
K18YGラピスラズリピアス
こちらはバゲットカットが特徴のクールなピアス。ラピスラズリはカボションも素敵ですが、平面的なカットにするとまるで夜空を描いたキャンバスの様に見えます。スクエアカットのクールさを活かすため、あえて脇石や装飾などは入れておりません。ラピスの美しさだけを押し出した素直なデザインとなっています。フックタイプに仕立てているのは耳たぶに寄り添うように着けることで、バゲットカットのシェイプを強調するためです。シンプルで潔いデザインは普段使いにピッタリですね。
K18YG ラピスラズリ ピアス
K18YGラピスラズリ&アコヤ真珠ピアス
ラピスラズリはジュエリーとしても人気がありますが、彫刻品としても愛されています。彫刻を施しても瑠璃色の美しさはそのままで、表面がなめらかな仕上がりとなります。彫刻を施されたラピスラズリの優美さは他の宝石では決して真似することは出来ません。このピアスもそんなラピスの奥深い美しさを楽しめるものとなっています。イエローゴールドで縁取りした普段使いしやすいデザインに、貝殻の様にも見える彫刻を施されたラピスラズリ。そしてキャッチにはアコヤ真珠となっており、どの角度から見ても美しく無駄がありません。また、アコヤ真珠をキャッチにすることでキャッチが通常よりも重くなっています。こうすることで前面のラピスラズリが上を向き、耳の形が美しく見えるようになっています。
K18YG ラピスラズリ&アコヤ真珠 ピアス
K10WGラピスラズリ六角形ピアス
こちらはホワイトゴールドを使用したピアス。今までご紹介したイエローゴールドの華やかなイメージとは違い、ムードある雰囲気となりました。ラピスラズリのミステリアスさをより引き出してくれるホワイトゴールドピアスは見る人をドキッとさせてくれる魔法のアイテムとなります。デザインに合わせていろんな形にカットできるのがラピスラズリの魅力の一つ。六角形のラピスラズリは普段使いでも人と違う自分を演出してくれますよ。ラピスラズリの形を強調するためにホワイトゴールドで縁取りデザインを加えました。さらに二つのミラーボールが華やかさをアップさせています。揺れるデザインはしなやかな動きを強調しフェミニンな印象を与えます。女性の魅力を最大限引き出してくれるピアスですよ。
K10WG ラピスラズリ 六角形ピアス
日本人が愛する瑠璃色の宝石、ラピスラズリのピアスはいかがでしたか?普段使いにもピッタリなラピスラズリはイエローゴールドとホワイトゴールドのどちらでも非常に相性の良い宝石です。瑠璃色は年齢関係なく長く使える、上品で華やかな色合いなのが嬉しいですね。コーディネートの差し色にもバッチリ使えますよ。