自分のお部屋にグリーンがあると、それだけで空気の流れが柔らかくなるような気がしませんか？小さな植物にも生命力がみなぎっています。
グリーン特有のナチュラルなパワーは、人の心を癒し、優しさとくつろぎをもたらすと言われています。まずはひとつ小さな鉢を育ててみましょう。変化のある鉢植えは切り花とはまた違った魅力に溢れています。グリーンのある暮らしを楽しんでみませんか。
多肉植物とは…
字のごとし肉厚な葉を持つ多肉植物。その葉には多くの水分が含まれています。そのため水やりの回数が少なくても良いのが特徴。水やりが少ないと水はけを気にすることもないのでお手入れ自体が簡単です。
また、ぽってりとしたそのフォルムはかわいらしさがギュッと詰まっていて、ナチュラルはもちろんのことモダンシック、和テイスト、カントリー調まで色々なジャンルの鉢とも相性よし。お好みのインテリアにも取り入れやすいところがいいですね。
またおひさまの光を好むため、少しぐらいの直射日光なら当たっても大丈夫。おおらかな気持ちで育ててください。窓際などの明るい場所でよく育ちます。ぽろりと葉が落ちてしまっても、うまくいけばその落ちた葉そのものが根付き次の株へと成長することもある、生命力の強さもポイントです。また品種によっては、花を咲かせるものや紅葉するものもあり、変化を楽しむこともできます。
代表的な多肉植物
園芸店ではコーナーを作るほど人気で、ホームセンターなどでも簡単に手に入る多肉植物。そのなかでもよく見掛ける品種をいくつかご紹介します。種類によって形が全く異なるので、お好みのものを探してみてくださいね。
〇ロゼッタ…品種ではなく、バラの花びらのような配列のことを指します。小さくても見栄えよく人気の形です。
〇カランコエ…たくさんの艶やかな花を咲かせる多肉植物。寒さに弱いため室内向きの品種です。
〇アロエ…スタイリッシュな形状で人気。果肉は食用から薬用まで幅広く利用できます。
多肉植物の育て方
また多肉植物の中には、地域によりますが屋外で育てることができる品種もあります。日当たりや雨量、寒暖の幅を考慮できれば地植えもステキです。多肉植物は花が派手ではないため主役にはならないかもしれませんが、他の植物と組み合わせると、一般的なグランドカバーとはまた違った表情を付けてくれてキュートさが際立ちます。多肉植物はその地にピタリとはまれば増やしていくこともできます。小さな一株が、数年かけて広がっていく様子も嬉しいものですね。
また、多肉植物だけで寄せ植えにしたものも人気で雑貨店などでも多く見かけることができます。陶器の植木鉢はもちろん、透明感あるガラス素材やジャンクな雰囲気の缶などに植えてもステキですよ。
サボテンとは…
もう一種育てやすくコアなファンも多い植物でメジャーなのがサボテンです。サボテンも多肉植物の一種になりますが、その独特な形状と根強い人気で個別のジャンルとして今や確立されているほど。中央アメリカを原産としたものが多いためか、乾燥に強く水やりの頻度は少ないイメージがありませんか。とはいえ「サボテンも枯らしてしまう…」など自虐的に言われることも多いですよね。育てやすいといっても植物です。しっかりと目は掛けてあげましょう。また、高温・乾燥に強いサボテンですが、まれに氷点下でも生き残ることができる種類もあります。
代表的なサボテン
サボテンも多肉植物同様にたくさんの種類があります。希少価値が高く、滅多に見ることができない高価なものもあれば、比較的流通量が多く量販店などで簡単に手に入るものまでさまざまです。
〇金鯱（キンシャチ）…サボテンと言えば金鯱というくらいメジャーな品種。しっかりとした黄金色のトゲを持っています。サボテンの王様とも言われています。
〇セレウス…とげがありますが、毛のように柔らかく、ちいさな子どもやペットがいても育てやすいと人気の品種。電磁波を吸収するとも言われています。
〇オプンチア…ウチワサボテンとも呼ばれる平たい形状のサボテン。大きなものはフルーツのようにそのまま食べることもできます。
まるで多肉植物？！艶やかカットのナチュラルジュエリー
K18YG ペリドット＆グリーンガーネット ピアス
一口に多肉植物と言ってもグリーンの濃さやフォルムが種類によって全然違うもの。ジュエリーも同じく、種類によって色の深さが変わり、デザインによって多様なフォルムを作り出すことができます。こちらのジュエリーは２種のグリーンジュエリーがゴールドチェーンでつながった揺れるデザインが魅力的。どちらもシェイプカットになりますが、上下反転させ、サイズを変えることで雰囲気が違って見えるのがおもしろいですね。ナチュラルジュエリーらしい優しさが感じられるデザインです。
まとめ
今回はお部屋にグリーンを飾る暮らしに憧れる人に提案したい植物として多肉植物をご紹介するとともに、ナチュラルジュエリーの魅力にも触れてみました。植物のある部屋は、穏やかな時間と規則正しく暮らす美しさを感じます。まずはひとつ小さな多肉植物の寄せ植えを育ててみませんか。寄せ植えならではの変化を楽しみながら植物の優しいメッセージを受け取ってください。