大切な人への想いを込めて贈ったジュエリー。なのに、箱に収められたままなかなか使ってもらえないという状況は少なくありません。実は、使いたいジュエリーは見た目だけでなく、使いやすさも大事なのです!
使いやすいということは暮らし方スタイルに合っているということ。ポピュラーなアイテムであるネックレス、ピアス、リングそれぞれについて「使いやすさ」の視点から、彼女に似合うアイテム選びのヒントをご紹介します。
ネックレス選びのポイント
ネックレス選びの最初のポイントは長さです。ネックレスは長さによって印象と使い勝手がだいぶ異なり、似合うファッションも大きく変ってきます。
首回りをグルリと回るだけの短いもの、鎖骨に重なる程度の長さ、鎖骨の下まで来る長さのものもあれば、胸元までゆったり届くペンダントもあります。
短いネックレスは邪魔にならず使いやすいですが、首回りが詰まった服やタートルネックには合わせにくくなります。長いものはエレガントですが、それゆえに使えるシチュエーションが限られてきます。長くてボリュームがあるほど動作に影響するので、スポーティーな人はコンパクトなものを好みます。彼女は普段どんなファッションが多いですか? 装いの傾向に似合う長さを選びましょう。
また、チェーン、ペンダントトップやチャームの主張や存在感が大きいほどファッションも場所も選ぶので使い勝手が低くなります。
ピアス選びのポイント
ピアスは耳たぶに密着するタイプのデザインと、耳たぶからぶら下がって揺れるデザインが一般的です。フープ(リング状)のピアスも人気があり、定番デザインの一つになっています。複数のピアスを組み合わせて使っている人もいますね。
小さめでシンプルなデザインなら誰にでも似合うし、ファッションとの組み合わせも簡単です。仕事のときもプロフェッショナルな印象を損ないませんので、働く女性にも向いています。より大きなもの、より長く下がるものほど日常使いから離れ、パーティなど華やかなシチュエーション向きになります。
存在感が大きいものは、身長や体形など全体とのバランスも考えたいところです。ピアスは顔に一番近いところで使うアクセサリーなので、どの色を選ぶかは顔の印象にも影響してきます。顔色を明るく見せるものを選ぶと喜ばれるでしょう。
帽子や髪の毛、手も触れやすい耳元に付けるピアスは、無くしやすいアクセサリーの筆頭でもあります。せっかくのプレゼントを早々に落としてしまうなんてことがないよう、特に留め金の作りも確認して外れにくいものを選ぶのもポイント。アクティブな彼女ならなおさらです。
さりげなくプレゼントの箱を差し出したいと考えているなら、ネックレスよりもピアスやリングの方が小さなギフトボックスに収まって良いという視点もありますよ。
K18YG アメジスト ロードライトガーネット ブルートパーズ ペリドット ピアス
リング選びのポイント
ネックレスやピアスは好みで選ぶことができますが、リングは「サイズ」を知らないと選ぶことができません。どの指に付けるかでもサイズは違ってきます。購入後にサイズ直しをすることもできますが、事前に相手の指サイズを知っておく、できれば一緒に選ぶのがベストです。
実際にはめてみると、指や手に対するデザインのボリュームバランスを知ることもできます。女性の手を最も美しく見せる一点を選ぶにはこれも大事なことです。
リングは身に付ける本人が常に目にするアイテムだからこそ、「手元を見るたびに嬉しいと思ってもらえるリング」が選べると最高ですよね。
飾り部分が大きかったり主張が強いデザインであるほど、似合うファッションや使える場所が限られてきます。反対に、飾りが小さくシンプルであるほど場所も服も選ばず万能なリングになります。結婚指輪のようにトップの飾りがないリングは手作業の邪魔にならないため、常に身に付けてもらうリングとして向いています。シンプルなものなら手持ちのアクセサリーとの組み合わせも簡単ですね。
結婚指輪以外でリングを求める場合は宝石やチャームが付いたリングを選ぶ人が多く種類もたくさんありますが、デザインによっては肌や髪、服に引っかかりやすいものもあります。使い勝手に影響しますので、選ぶときは考慮すると良いでしょう。
中でも育児中の女性に贈る場合は、柔らかな子供の皮膚を万が一にも傷つけることがないよう、引っかかりのないリングを選ぶと使ってもらいやすくなります。
K18WG ダイヤモンド 0.05ct ピンキーリング
彼女に似合うジュエリー選びはデザイン選びだけではありません。贈ったジュエリーを使ってもらうためには、彼女の活動スタイルに合っている必要があります。
まずは彼女が普段どんなジュエリーを身に付けていることが多いか観察してみましょう。アクセサリー使いは習慣付いていることが多く、たいていの人はよく使うアイテムの傾向が決まっています。どれを選べば喜んでもらえるかを判断するには、相手のことを知らなければなりません。ジュエリーは「特別の人」に贈るアイテムである理由もここにあります。