赤ちゃんに贈る初めてのジュエリー“ベビーリング”。
「生まれてきてくれてありがとう」「ずっとすくすく元気に育ってね」という意味が込められていて、出産祝いの品として人気です。
この記事では、ベビーリングの由来や使い方、おすすめの選び方についてご紹介していきます。

赤ちゃん出産のプレゼント・赤ちゃんへの贈り物にベビーリング

ベビーリングについて、どんなものなのか、由来についてもご紹介します。

ベビーリングとは?赤ちゃんが身に着けるの?

ベビーリングは赤ちゃんの指サイズに作られた赤ちゃん用のリングです。
とはいっても、本格的なジュエリーのミニチュア版なので、素材には金・プラチナなどを使用し、ダイヤや赤ちゃんの誕生石を使ったものも多いです。
ベビーリングは赤ちゃんがずっと付ける訳ではなく、赤ちゃんの指に通して記念に撮影をした後に、ベビーリングをペンダントとして活用されるのが一般的です。

ベビーリングの歴史

ベビーリングの歴史・由来は16世紀のヨーロッパに発祥し、銀のスプーンから形を変えて指輪になったと言われています。
もともとヨーロッパでは、「一生食べ物に困りませんように」という思いを込めて、赤ちゃんに銀のスプーンをプレゼントしていたのだとか。
その習慣が時代とともに変化して、シルバーなどのリングを贈るようになったのが現代のベビーリングの始まりです。

誰から誰に贈るもの?

ベビーリングは誰から誰に贈るといった決まりはありません。
一般的には次の3パターンが多いようです。
・パパ・ママから赤ちゃんへ
・出産祝いにパパからママへ
・親戚や友人から赤ちゃんへ

親戚やご友人で赤ちゃんにベビーリングの贈り物を検討されている場合は、すでにパパ・ママの方で用意を済ませている可能性もあります。
事前にさりげなく、聞いてみると良いですね。

ベビーリングを赤ちゃんに贈るメリットや使い方

メモリアルフォトの撮影に使える

赤ちゃんのメモリアルフォトを残される方も多いですよね。
その際に、パパ、ママの手にベビーリングを付けた赤ちゃんの手など、素敵な構図のフォトが撮れます。
ベビーリングと同じデザインママ用リングが用意されている場合もあるので、親子でセットリングをご検討される方もいらっしゃいます。

子供が成人したらプレゼントできる

子供が成人するまでは、ママがベビーリングをペンダントトップにしてデイリー使いし、大きくなってから子供に譲るという使い方ができます。
または購入したまま、丁寧に保管しておき、成人を迎えてからプレゼントをされるという方も。
両親の愛情がたっぷりと詰まったプレゼントとなり、とても素敵ですよね。

パパ・ママ・赤ちゃんそれぞれのベビーリングを作る方も

赤ちゃん・ママ・パパそれぞれにビーリングを作って、家族全員でお揃いにされるご家庭もあります。
ベビーリングと同じデザインでママ・パパ用のファッションリングを作るといった方も。
家族全員、お揃いで身につけられるなんて、素敵ですよね。
赤ちゃん・パパ・ママの誕生石を入れられるベビーリングもありますが、この場合、ご兄弟・姉妹ができたときに、石を後で追加することはできない点に注意しましょう。

ベビーリングの選び方のポイント

ここからは、喜ばれるベビーリングの選び方についてご紹介します。

赤ちゃんの指のサイズになっているか要確認!

「ベビーリングだと思って購入したら、雑貨サイズで赤ちゃんの指に入らない!」なんてことも。
赤ちゃんの指のサイズには個人差がありますが、指輪のサイズにして※-14号(リング円周25.1:直径8mm)〜1号(リング円周40.8mm:直径13mm)です。
少なくとも※-14号以上のサイズであるか、購入前に確認されると安心です。
※-14号(マイナス14号)

デザイン

定番は誕生石が1石ついたものです。シンプルだからこそ飽きの来ないデザインだと言えます。
ほかには、リング円周部分をヘソの緒に見立てたデザインにしたもの、台座部分に王冠などのモチーフをあしらったものなどもあります。
・ママが付けるからママ好みのデザインで選ぶ
・将来子供にプレゼントするから、将来身に着けてもらえるようなデザインで選ぶ
など、用途も考えて選ぶと良いでしょう。

素材

シルバーは酸化・変色しやすいため、あまりおすすめしません。
プラチナも人気ですが、金に比べるとお値段が少し高めになる傾向があります。
お値段を抑えながら一生ものの素材として、おすすめしたいのが金です。
金であれば、ホワイト・イエロー・ピンクなどの色合いから選べるのもメリットになります。

誕生石を選ばれるケースがほとんどです。
1月:ガーネット
2月:アメジスト
3月:アクアマリン
4月:ダイアモンド
5月:エメラルド
6月:パール・ムーンストーン
7月:ルビー
8月:ペリドット
9月:サファイア
10月:トルマリン・オパール
11月:トパーズ・シトリン
12月:タンザナイト・ターコイズ
※2021年12月20日に誕生石の改訂により10石の宝石が追加されました。

刻印する文字を決定する

ベビーリングにお子様に贈りたいメッセージや、お名前、誕生日、生まれた時刻を刻めることも。
どの程度まで刻印できるのか、別途料金がかかるのかについても聞いておきましょう。

まとめ

赤ちゃんの幸福を願って贈られるベビーリング。
記念撮影に赤ちゃんの指にはめ、大人になったらペンダントにしてプレゼント。
何よりも感動されるプレゼントになること間違いなしです。
生まれてきてくれた赤ちゃんに、出産を乗り越えてくれたママに、家族全員のメモリアルに、ベビーリングをご検討されてみてはいかがでしょうか?
「ベビーリング以外のジュエリーを出産のメモリアルジュエリーに」とご検討中の方には、ママへの出産祝いに赤ちゃんの誕生石+ママの誕生石をあしらったジュエリーもおすすめです。

トバーズ(11月)×ムーンストーン(6月)
K10YG ホワイトトパーズ ロイヤルブルームーンストーン オパール ピアス

ルビー(7月)×ホワイトトパーズ(11月)×パール(6月)
K18YG マルチストーン ピアス

マルチストーンデザインの商品も豊富に取り揃えておりますので、「こんな商品はある?」など、お気軽にお問合せ下さいませ。
赤ちゃんとママにぜひ、素敵なプレゼントをご検討ください。

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