遠い昔から愛されてきた月と星は、女子なら誰でも憧れるモチーフですよね。月と星のモチーフを見ていると、少女の頃の記憶に触れるような感覚や、これから先の未来に希望を感じるような思いが湧き上がってきます。
ハートの奥底の宝箱に触れるような気持ちになる月と星のモチーフのアクセサリーは、大切な人へのプレゼントとしてもおすすめのアイテムです。
そこで、月と星のモチーフの宝石について、詳しくご紹介していきます。
月のモチーフ
アクセサリーでは永遠の定番でもある大人気の月のモチーフ。そもそも月は女性のシンボルと言われています。月は太陽の光を反射して輝いていることから、太陽は男性、月は女性に例えられるようになりました。
中でも、優しさや純粋さ、そして女神の美しさを表す月のシンボルといえば、三日月を思い出す人が多いのではないでしょうか。
昔から、人々は満月から欠けていく月、そして新月からまた丸くなっていく月に神秘的な魅力を感じていました。
月の満ち欠けは人々の生活サイクルにもリンクしていることをわかっており、生き物すべては月の満ち欠けのエネルギーで成長していると考えられていました。
月と信仰
月のモチーフは信仰とも深い関係があったため、多くの宗教でシンボルとされていました。
月のモチーフが世に広まり始めたのは、記録に残っているものでは古代エジプト文明にまで遡ります。古代エジプトでは、天空神ホルスの右目は太陽を象徴し、左目は月を象徴していました。
「欠けていくけれど、時が来ればまた再び満ちていく」という月は、失ったものを回復させるシンボルとしても重宝され、兵士の装身具に模様として描かれたり、ミイラを納めるための棺に描かれていた歴史もあります。
出産や人の死など命に関わることも、月の満ち欠けと連動していると云われており、月からメッセージをもらうということは世界中で共通した認識だったのです。
世界中で大人気!月のモチーフ
月のモチーフの宝石が多くの人々から身につけられるようになったのは、ヨーロッパではヴィクトリア後期時代からだといわれています。
イギリスやフランスでは、その当時から月の形は多くの女性の心を魅了しています。
日本でも古代から月のモチーフはとても人気です。家紋にも多く使われている月のシンボルは、人々の未来に希望を託されるシンボルとして使われていたのでしょう。
三日月モチーフは、何かをスタートするときに最適なシンボルだと云われており、「新しいことを始めようとするときに夜空に三日月をみるとうまくいく」というジンクスもあります。
三日月は、人々の願いを叶えることや、幸運をもたらすこと、そして病や災いから守ってくれるシンボルとしても重宝されてきました。
そんな三日月のシンボルは、今でも若い女性から大人の女性まで大人気です。月明かりの淡い光を自分の肌に身につけることで、女性らしさや優しさを引き立たせてくれる特別なアイテムになります。
星のモチーフ
星のモチーフといえば、五芒星をイメージする人が多いでしょう。「ついつい星のモチーフがついていると買ってしまう…」という女性も多いですよね。
遠い昔の人は、星の並びや星の輝きで季節や時の運行を知るなど、大きな指針になっていました。「星に願いを託す」や「あの星を目印に進もう」など、星に関する神話や昔話は数多くありますし、聖書にも星の話は数多く出てきます。
古代から、星は聖霊の代行をしていると考えられてきました。昔の人々は、闇夜を照らす星を頼りに夜の旅を進めていました。航路でも陸路でも、星の輝きは先へ進む人々の道しるべとなったのです。
いつの時代も、星は幸せの扉を開く鍵なのでした。今星の運行で自分たちの運命を知ることや、星の流れによって真理を悟るなど、人生と星が密接な関係にあり、星はおまじないでもなく、本当に信頼されたツールだったのです。
海外の人たちが、自分の名前やサインを書くときに最後に五芒星のマークを書くのを見たことがないでしょうか。これは、自分を光で包み、ネガティブなエネルギーに負けないという意味合いも込められているんです。
星のシンボルには、明るさを取り戻す、健康である、財に困らないなど、私たちの生活を安定させる土台のような意味合いも持っています。
そのため、富をもたらすラッキーシンボルとして、世界中で使われるようになりました。
星の光は、天界との通路を示す象徴ともされていたため、ネガティブなエネルギーを寄せ付けないという象徴でもあり、ネガティブエネルギーを封じる記号として使われてきた歴史もあります。
今でも多くの人が星のモチーフに惹かれるのには、私たちの人類に刻まれた「幸せでありたい」「希望をみていきたい」という願いが影響しているのですね。
月と星、ダブルのモチーフが入った宝石
月と星のモチーフは、女性にはどちらも大切な意味合いを持っています。だからこそ、月と星のどちらのモチーフも入っている宝石だと、女性らしさや優しさを引き立たせながら、希望の方向性へ進んでいくことができるという意味合いになり、よりパワフルになりますよね。
月と星は、どちらも闇夜を明るく照らすもの。世界各国で昔から多くの人が、月と星に励まされてきました。
また、星と月のどちらも入ったアクセサリーは、元旦や誕生日につけ始めると最適だとも云われています。
自分にとっての誕生日は、一年の始まりである元旦と同じくらい大切な日。
ですから、新しい年が始まる誕生日のプレゼントとしても、月と星のモチーフが入ったジュエリーは、大切な人をより輝かせてくれる一年にサポートしてくれるでしょう。
ダイヤモンドが入っているアクセサリーであれば、よりその意味合いを増幅させてくれます。
月と星、そしてダイヤモンドが、ネガティブなエネルギーを跳ね返し、持ち主により良きことがもたらされるようにと守ってくれますよ。
K10WG ダイヤモンド ムーン ネックレス
まとめ
プレゼントにおすすめの、月と星のモチーフの宝石についてご紹介しました。
普段何気なく目にする星と月のモチーフの意味合いは、とても奥深いものがあります。
自分へのプレゼントに、大切な人へのプレゼントに、輝き溢れる年にするためにも、星と月のモチーフのアクセサリーは誕生日プレゼントとしてベストアイテムでしょう。