ジュエリーローラの氏神様でもある大将軍八神社は、北野天満宮近く、京都市上京区一条通にあるとても静かな歴史ある神社で、方角の神様として知られています。
大将軍八神社の本殿前には五芒星と八角の石柱があり、パワースポットとしても有名です。
今回はこの大将軍八神社についての歴史的背景についてじっくり見ていきましょう。
Contents
四神相応の地である平安京の守り神
大将軍八神社は平安京を造る時に、北西の方角の守護として創建された神社です。
古来日本では、建築や移設、家移り、旅立ちなど、移動に関することや大きな節目に当たるときは、陰陽師に方角を見てもらうという風習がありました。
当時、平安京を建てた桓武天皇は、風水の見地でも最高だと言われる「四神相応」の地である京都に平安遷都の計画を立てて、平安京を建立したのです。
四神相応の地とは
四神相応とは、「四つの神が4つの方角を守護している土地が良い土地である」という風水の考え方のこと。
四神相応の土地に住むと、永きにわたり繁栄していくと考えられていたため、桓武天皇は長岡京から平安京へと都を遷したのです。実際平安京は1,000年もの間、都として栄えていきました。
四神とは?
中国では、東西南北を守護している空想上の生き物のことを「四神」と例えていました。東に「青龍」、西に「白虎」、南に「朱雀」、北に「玄武」と、それぞれの方角を守る生き物を配置することで、その土地の気を高めると考えられていたのです。
四神から守られている土地は、エネルギーがどんどん活性化され気の循環が良くなり、風水の見地から見ても最高の土地になると考えられていました。
北西に位置した大将軍八神社
大将軍八神社は、平安京から見て北西の方向に位置しています。方位を視る時、災いがやってくる北東の方角を「鬼門」と呼びますが、北西の方角は「天門」と呼ばれ、災いや怨霊・魑魅魍魎がやってくる方角とされていました。
そこで、平安京から見て北西の方角に、大将軍を守護神として祀り、北西から入ってこようとする災いや様々な怨霊から都を守ろうと考えたのです。
そもそも大将軍は、古代の中国の道教信仰の神様で、大将軍の方角をきちんと祀ることであらゆる災いから守られると信じられてきました。
特に天皇家や貴族たちはこの教えを大切にしており、寺社仏閣などの建築や移動、転居など、大将軍にあたる北西の方位に配慮してきたのです。時には政治的な事柄までも左右するほどの影響力があった大将軍は、その影響力の大きさから京都の守護神として永きに渡って祀られてきました。
さらに、京都の地には様々な結界が張られており、平安京は神聖な土地となり、都としてどんどん繁栄していったのです。
今でも京都には数多くの神社が残っていますが、歴史の移り変わりとともに別の場所に移ったところも多くあります。
しかし大将軍八神社は、平安京の守護となり、大変重要な方角を守るための神社だったため、およそ1,200年前の創建当時から変わっていないのです。
パワースポットとしても知られる大将軍八神社
平安京の守護神として建てられた大将軍八神社は、パワースポットとしても知られています。
平安時代から時は流れて明治時代に入り、神仏分離令が発令。そして、大将軍八神社には、日本神話で有名な素盞鳴尊(スサノオノミコト)とその御子たち、桓武天皇が合わせて祀られています。
素盞鳴尊(スサノオノミコト)といえば、エネルギーの源やクリエイティブ、創造性を高める神様としても知られており、日本神話では大変重要な神様の一人です。
非常に強いパワースポットとして知られるようになったのも、長い歴史とともにあるバックボーンが物語っています。
大将軍八神社のシンボルとご利益
大将軍八神社の正面には、五芒星と八角の石柱が設置されています。
星の台座でもある八角形の石には、風水や中国の「易」などで用いられる「八卦」を意味する文字である「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」が刻まれています。この石柱が、大将軍八神社のシンボルとなって、参拝者をお出迎えしてくれます。
そして、大将軍八神社の拝殿には、大きなガマガエルの青蛙神(せいあじん)が鎮座しています。
この青蛙神(せいあじん)は蝦蟇仙人(がませんにん)に支えている3本足の霊獣で、金貨を食べると云われています。中国では財運をアップさせる財神として信仰されており、青蛙将軍・金貨将軍と呼ばれることも。
大将軍八神社は、北西という方角を司る神様であることから、引っ越しや転居に置いての災いをはねのけたい人、あらゆる厄災をはらいたい人、物事がうまくいかず滞っていることを解消したい人、金運アップを望む人たちがご利益を求めて訪れます。
大将軍八神社までの道のりでは妖怪にも出会える?!
大将軍八神社に行くまでの道のりにある大将軍商店街は妖怪ストリートと言われ、店のあちらこちらに妖怪がお出迎えしてくれます。
この京都の地には百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)の伝説も残っており、古い道具や古いものに宿ると言われる付喪神の力を借りて化けた妖怪が歩くという話が語り継がれています。
大将軍八神社までの道のりも、見所がたくさんですね。
魔よけや運気アップにおすすめのジュエリー
大将軍八神社のシンボルでもある五芒星と八角の石柱。この五芒星には、魔除けの意味合いがあるとして知られています。
日本の家紋の世界では、五芒星は花が変形したものと考えられており、自分の身を守るための愛のシンボルや幸運のシンボルとして多くの人から好まれています。
ジュエリーローラのオリジナルブランドの心葉のフラワーモチーフネックレスは、幸運のシンボルとして持ち主を輝かせてくれるデザイン。
大切な人への贈り物に、愛と幸運を届けてみませんか?
心葉 ルビー&ホワイトトパーズ フラワーブレスレット K10
こちらも同じく心葉のダイヤモンドネックレス。
ミニサイズとミドルサイズのダイヤモンドが輝くこちらのネックレスは、二つの形が合わさったダイヤモンドと合わさるチェーン部分は、ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドから選べます。ダイヤモンドのネックレスは、どの年齢層の女性にも合いますので、何歳になっても使うことができる特別なジュエリーになりますよ。
心葉 天然 ダイヤモンド ネックレス K10
まとめ
京都の平安京の北西を守る方位の神様、大将軍八神社についてご紹介しました。
京都は四神相応の地であることや、数多くの神社や寺院が点在しており、町全体がパワースポットになっているかのようです。
そんな京都の地に由来する心葉ジュエリー。大切な人へ、愛と光が届けられますように。