特徴
- エメラルドやアクアマリンはベリル・グループに属します。このベリル・グループの中のピンク色をモルガナイトと言います。
- ですから、モルガナイトはエメラルドやアクアマリンと兄弟姉妹の関係にあります。
- モルガナイトの名称は、アメリカの宝石収集家、研究家「モルガン」氏に由来します。
- モルガナイトは透明な淡いピンク色の石です。そして、わずかにオレンジ味を帯びているピンク色が特徴です。
その他
- 硬度
- 屈折率
- 発色
- 化学組成
- ベリル・グループ
モース硬度7.5。
1.58
着色はマンガン(Mn)。
Be3Al2Si6O18
緑色 →エメラルド
水色 →アクアマリン
ピンク→モルガナイト
黄色 →イエロー・ベリル
黄金色→ゴールデン・ベリル
緑黄色→ヘリオドール
補注:本体が同じで、含まれる不純物によって色が変わる現象を変種(バラエティ)と言います。ルビーもブルー・サファイアも本体は同じコランダムという鉱物です。
コランダムにわずかな不純物、クロムが混じると赤色のルビーになります。コランダムにわずかな不純物、鉄+チタンが混じると青色のブルー・サファイアになります。
そして、ベリルという鉱物にわずかな不純物、クロムが混じると緑色のエメラルドになります。鉄が混じると青色のアクアマリンになります。マンガンが混じるとピンク色のモルガナイトになります。
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