京都のパワースポットとして多くの人が訪れる西院春日神社は、病を治してくれる神様として古くから親しまれてきました。
春日大社の御分社は、全国で3,000社あると言われていますが、西院春日神社にも愛と平和、病気平癒のエネルギーに満ち溢れており、常に穏やかで優しい空気が流れ続けているのを感じます。
そこで今回は、西院春日神社の歴史とエネルギーに触れてみましょう。

京都|西院春日神社とは

西院春日神社のルーツを辿ると、奈良の春日神社へ通じます。
西院春日神社は、833年平安時代の初期に、淳和天皇が退位して離宮に映る際に、奈良・春日大社の春日四座大神を守護神として勧請されました。

ご祭神

西院春日神社のご祭神は、建御賀豆智命(タケミカヅチノミコト)様、伊波比主命(イワヒヌシノミコト)様、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)様、比売神(ヒメガミ) 様で、病の回復、病気平癒の神様として信仰を集めています。

春日神社といえば、今でも皇室の崇敬が厚いことで知られていますが、江戸時代には歴代の天皇が健康祈願を行っていたと伝えられています。

西院春日神社の不思議な言い伝え

この西院春日大社の創建には、次のような話が言い伝えられています。

西院春日神社の「疱瘡石」

西院春日神社の疱瘡石には、病気平癒のご利益があると言われており、多くの人がこの疱瘡石に病気治癒を願うために足を運びます。

淳和天皇の皇女である崇子内親王(たかこないしんのう)が当時の流行病である疱瘡(ほうそう)になった際、春日大神に治癒を祈りました。
すると、神前にあった石に疱瘡が移ってあっという間に病が治ったと云われている霊石があります。

疱瘡といえば、非常に伝染力が強く死に至る病気として、当時はもとより紀元前の頃から恐れられていた疫病の一つです。
そんな疱瘡が崇子内親王から霊石に移ったという奇跡が起こり、無事に回復したという話は、あっという間に世の中に広がりました。

この霊石は、のちに「疱瘡石」と呼ばれるようになり、人々の信仰を集めるようになります。
また、この疱瘡石には不思議な力があり、都に疫病が流行する前には、必ずこの疱瘡石の表面が濡れていたとも…。
崇子内親王の身代わりになったと云われる疱瘡石には、不思議な言い伝えが残っているのですね。

今でも、多くの病で苦しむ者やその家族が、病の平癒を願って疱瘡石に願いをかけています。この疱瘡石は、普段は祈祷殿に奉納されていますが、毎月1日 、11日、15日の月次祭の日に、本殿内で公開されています。

西院還来神社

淳和天皇が退位して、仁明天皇に譲位した後、西院に立てた離宮の淳和院で正子皇后とともに静かに過ごしていました。
しかし、その当時疫病が大流行。
正子内親王は、国民を救うために何かできないかと考え、離宮内に疫病患者を集めるための施設を作って欲しいと淳和天皇に進言しました。
このことを国民たちは大変喜び、正子内親王のことを敬い続けていたのです。

そしてしばらく時は流れ、皇后の御殿で大火が起こりました。その際、正子内親王自ら避難の指示を出して女官たちに指示を出します。見事に焼失を免れ、正子内親王は再び西院の地に戻ることになるのです。
「大火に遭われても無事に還りくる正子内親王には、神の加護がついていた」と言い伝えられ、正子内親王の死後、西院春日神社の境内に還来(もどろき)神社が建立されました。

「還来」という名前の由来は、大火に遭った内親王が九死に一生をえて無事に戻ってこられたということから名付けられています。

正子内親王のように「無事に帰ってくることができるように」という願いを込めて、第二次世界大戦中は出征兵士が無事に戻ってくるようにと願う家族が多く訪れたそう。
今でも、還来は旅先の無事を願うことや、旅行安全のご利益があると云われています。

回復のエネルギーで厄を祓う

西院春日神社の疱瘡石も還来神社も、どちらも強い回復、復活のエネルギーを感じますよね。
このパワフルさから厄よけにもご利益があるとして、西院春日神社を参拝する人が後を絶ちません。

厄を祓って自分自身が安心することで、大きなトラブルに巻き込まれることなく、小さな出来事で危険を感知することが出来るようになります。
自分自身のため、そして自分と繋がる大切な人たちの笑顔のために、西院春日神社で災いから身を守る祈りを捧げてみるのも良いですね。

西院のミュージックフェスティバル

そんなパワースポットとして全国から参拝者がやってくる西院春日神社ですが、地域でも多くの人から親しまれており、毎年夏には「西院ミュージックフェスティバル」というお祭りが開催されています。
西院春日神社始め、周辺の神社・幼稚園や電車まで、いろいろなところで音楽ライブを行う市街地型音楽フェスは、お客さんもミュージシャンも楽しむことが出来るお祭りです。

弊社も2011年に西院ミュージックフェスティバルにて、東日本大震災のチャリティーイベントでフリーマーケットに参加をさせてもらい、売上金の一部を東日本大震災の義援金として寄付をさせていただいきました。

残念ながら2020年は、新型コロナウィルス感染拡大のため、開催が見合わされることになりましたが、今の状況が収束した際には再び音楽でみんながつながることが出来る日もやってくるでしょう。

回復や疫病の平癒を願う西院春日神社の恩恵を感じながら、今日も多くの人が平和への祈りを捧げているのです。

病気治癒を願う宝石

病気からの回復を願う際や、厄除けのお守りとして、宝石を贈るのはとてもおすすめです。
キラキラと輝く宝石は、邪気を払い、持ち主に希望を与えてくれる効果があると云われています。
中でもおすすめなのが、オパールのネックレス。
虹色に輝くと云われるオパールは、7つの希望を与えてくれる宝石として、古来より病の回復への祈りを込めて身につけられてきました。

あなたの大切な人を見たとき、「最近元気がないかも…」と感じているのであれば、オパールのネックレスをプレゼントしてみるのもおすすめです。
病気による悲しみや絶望から回復していくかのような七色の光が、大切な人へと降り注ぎますよ。

こちらのオパールのネックレスは、上品な一粒ネックレスで、年齢やシーンを問わず多くの女性から愛されるアイテムになってくれます。
K18 オパール 一粒ネックレス

まとめ

病気治癒の神様へ祈りを捧げる参拝客が全国から訪れる、京都「西院春日神社」についてご紹介しました。
時が流れてもずっと人々の信仰が続いている西院春日神社。
人々の信仰は、人の意識を作る礎となるエネルギーとなっており、日本全体が持つ信仰や精神性の系譜となっているのを感じます。
このエネルギーは目には見えないものですが、大きな力となるものです。
今の日本に必要な回復のエネルギーの礎となり、多くの人々の祈りが天に届きますように。
◆西院春日神社
京都市右京区西院春日町61
・アクセス:阪急電車・京福電車西院駅下車徒歩約3分 市バス西大路四条下車徒歩約3分