私たちが生きているこの地球は素晴らしい海のブルーに山のグリーン、豊かな色彩が織りなす奇跡の星と言えるのではないでしょうか。
地球温暖化が叫ばれ、バランスが少しずつ崩れている今だからこそ。7色アミュレットで神秘的なパワーを感じながら、今ここにいる幸せを改めて見直したいものです。絵本「ことりをすきになった山」は、悠久の時の流れの中で自然の価値や必然性、その奇跡を思い浮かべることができます。この美しい地球を守るために。大人の私たちこそ読むべき絵本としてこの1冊をピックアップしたいと思います。

「ことりをすきになった山」ってどんな絵本?

文化人類学者でもあるマクラーレンがお話を書き、「はらぺこあおむし」で有名な日本でも大人気の絵本作家エリック・カールが絵を添えた絵本「ことりをすきになった山」。ごつごつとした寂しい岩山の心がせつなく胸に響きます。「ことり『を』すきになった山」というタイトルからもわかるように本来心を持たないであろう岩山を主役に置くことで、視点を変えて自然と向き合うことができます。
大人でも深く考えさせられる内容なのは、人間のことを知り尽くした文化人類学者が描く世界だからでしょうか。スケールの大きな時間軸の中で、私たちにとって大切なものは何も変わらないと伝えてくれています。一滴の水が起こす奇跡。そしてそれは私たち人間も含めた生態系すべてにつながっていくという不変の真理に触れています。地球のあらゆるものはひとつの大きな円で結ばれている…。それを人間だけの身勝手さで壊してはならないと、こんな時代だからこそ忠告しているような気がします。

「ことりを好きになった山」あらすじ紹介

荒れ果てた野原にそびえたつ岩だらけの山。草木が1本も生えていないその岩山には動物も鳥も虫も住み着くことができず、岩山はずっとひとりぼっち。流れる雲、太陽と月や星がめぐる様子をただ静かに見るだけの毎日でした。
そこに一羽のジョイという渡り鳥が羽根を休めにやってきます。岩山はお願いします。「ずっとここに居て欲しい」と。でもジョイは「小鳥は生き物。食べ物も水もないここでは暮らせない。」と答えます。でも羽根を休めるだけなら立ち寄れるから、と自分の子孫にも伝え毎年春になる頃この岩山のもとへ1羽の小鳥がやってくるようになります…。

色彩の魔術師エリック・カール

はっきりとしたエリック・カールの色彩豊かな絵本。そのイラストからは遊び心が感じられ色の魅力やパワーがほとばしっています。鮮やかなトーンの色紙をベースにした作風で、エリック・カールはたくさんの絵本を世に送り出しています。
中でも代表作「はらぺこあおむし」は60を超える言語に翻訳され、累計発行部数は5000万部。世代も時代も場所も超え、多くの子どもの心をつかんでいます。自由に思うまま。自在に色を操るエリック・カールが描き出す小さな小さなあおむしの成長物語は、小鳥のジョイとはまた違った希望に溢れています。

コラージュという技法ならではの楽しさ

コラージュとはもともと糊で貼り付けるという意味。エリック・カールは様々な色を合わせた色紙を細かく切って貼ることで一枚の絵を完成させていきます。色紙の一枚一枚がエリック・カールのオリジナル。シンプルなフォルムの組み合わせと色が重なり合うコラージュから生まれる奥行のある世界は読む人の心を惹きつけます。
ただ「ことりをすきになった山」はいつものエリック・カールの他の作品より少し暗く感じるかもしれません。特に絵本の前半部分において、グレーをベースとしたコラージュが多く岩山の悲しい雰囲気が伝わってきます。そこに小鳥の生き生きとした生命力と優しさ、願い。
最後は緑が生い茂るグリーンベースのコラージュが増えていき、絵本全体を通して見たときに何物にも代えがたい自然を手に入れた岩山の喜びを感じます。

アシメントリ―で自由な雰囲気の7色アミュレットピアス

K18YG マルチストーン フックピアス

ゴールドのフックの先に並ぶ7色のカラフルなジュエリー。左右で数もデザインも変化を付けてあるのがこちらのピアスのポイント。アシメントリ―なジュエリーを自由な感覚で身に着けることができます。その自由さはまるでエリック・カールの世界。美しくて自由。輝ける女性にピッタリのアミュレットピアスです。

7色が詰まった球体のアミュレットネックレス

K10WG 7石 アミュレット ネックレス

ハートで包まれた地球のような球体の中に7色のジュエリーが詰まっています。揺れるたびにキュッと集められたジュエリーが動き、色の変化を楽しむことができます。コラージュのような色遊びを楽しめるチャーミングなアミュレットネックレスです。

まとめ

身に着けたアミュレットのご加護を感じながら絵本「ことりをすきになった山」を読んでみませんか。悠久の時間の中で、人々が変わらず大切にしていくべきものは何なのだろう…。小さな鳥とごつごつとした岩山のやりとりの中から見えてくる不変の真理を今一度見つめ直すべき時がきているのかもしれません。

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