1.外観特徴

店頭やネット上で見かけるほとんどのダイヤモンドの色は無色透明です。しかし、ダイヤモンドにもいろいろな色があります。ピンクやイエロー、ブラウン、そしてレッドもあります。これらのカラー・ダイヤモンドはファンシー・カラー・ダイヤモンドと呼ばれています。
カラー・ダイヤモンドに対して、無色透明なダイヤモンドはホワイト・ダイヤモンド(またはカラーレス・ダイヤモンド)と呼ばれています。
ホワイト・ダイヤモンドと呼ばれていても、白い背景で注意深く観察すると、かすかに黄色味を帯びていることがほとんどです。
形状は多くの場合、ラウンド・ブリリアント・カットと呼ばれている独特な形をしています。

2.美しさの理由

ホワイト・ダイヤモンドは鮮やかな色を持っているわけではありません。それでも、
多くの人は美しいと感じています。その理由は3つあると考えられています。それは
ブライトネスとファイアとシンチレーションです。ブライトネスは上から見ると、白く光り輝く現象です。ファイアは虹色効果です。シンチレーションはダイヤモンドを動かすと、各ファセットで光が反射する現象です。
ダイヤモンドが美しく輝く源泉は、高い屈折率にあります。表面反射と内部反射によって強く輝きます。

3.耐久性

ダイヤモンドのモース硬度は10です。最高の位置にあります。耐スリ傷性は圧倒的に強いです。劈開の特性がありますので、特定の方向で打撃を受けると、弱い一面があります。総合的にダイヤモンドは突出した耐久性があると言えます。

4.原石形状

多くは正八面体で産出します。

5.鑑別

キュービック・ジルコニア(CZ)との識別が課題となります。熱伝導率を利用したテスター(検査器具)が市販されていますから、この器具で容易に識別することができます。

6.その他

(1)化学組成:C(炭素)。
(2)産出国 :オーストラリア、南アフリカ、ボツワナなど。
(3)備 考 :ダイヤモンドの品質評価は4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)で行われます。日本名(和名)は金剛石(こんごうせき)です。

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