特徴
- 赤褐色のクォーツをこのように呼びます。
- 外観の色が、マデイラ・ワインに似ていることから、このように呼ばれています。
- クォーツの変種です。ブラジル産のアメシストを加熱処理して得られます。
- シトリンと言う名前が付けられていますが、シトリンの黄色のイメージはありません。
その他
- 硬度
- 屈折率
- 化学組成
- 発色原因
- その他
7
1.54~1.55。
SiO2
鉄と推測されています。
シトリンに一般的に見られる色ムラが、マデイラ・シトリンにも見られます。
参考
- シトリンは黄水晶(きずいしょう)と呼ばれるように一般に黄色のイメージがあります。マデイラ・シトリンは、本来のシトリンのイメージがありません。
- マデイラとは、スペイン領のマデイラ諸島を言います。北アフリカのモロッコの西方の大西洋に位置しています。この島の特産ワインをマデイラ・ワインと言います。このワインの色に似ている赤褐色のクォーツをマデイラ・シトリンと呼びます。
- ブラジルのリオ・グランデ・ド・スル州産のアメシストを加熱処理すると濃い赤味のあるマデイラ・シトリンになります。
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