人気の宝石には、深い歴史や逸話があります。また、夜になると昼間と違った魅力がある宝石もあります。宝石には名前と共に歴史やパワーストーンとしての意味を知ると、身につけている人を更に守る効果が強くなります。
今回はその中でも、夏に人気が高まるブルー系の色味の宝石を中心に紹介します。

タンザナイト ータンザニアの夕暮れの空―

タンザナイトとは、タンザニアの空という名前が由来で、産出国もタンザニアのみです。
宝石としての歴史は浅く、1967年にマニュエル・ト・スーザーが発見した宝石です。発見時、サファイアのような深い青みのある透明感のある色味は非常に重宝され、アフリカで算出される青系の宝石で注目を浴びました。

タンザナイトの最大の大きな特徴は、色味が空の夕暮れから黄昏付近までの空の色を移したような魅力的な色味です。紫と群青の中間とも言える絶妙な色映から、発掘された時の日没時の空の色がそのまま宝石名となっています。また、同じ宝石の中でも青みと紫の間の色がオパールのような配色になっているケースもあり、石ごとに表情が変わるのも大きな特徴です。

宝石としての意味は、冷静・聡明・誇り高き人で、普段の物事を誠実にこなしたい、落ち着きを取り戻したい人にもおすすめです。誕生石としては12月の宝石として知られています。
また、タンザナイトはタンザニアのキリマンジャロ地域のみしか現在も産出されないため、非常に価値が上がっている宝石です。他の地域で同様の青い色の宝石になる鉱石の採掘は困難を極めており、元になる鉱石もかなりの希少価値となっています。

最近ではダイヤモンドに変わってこの宝石を選ぶ人も増えている人気の宝石です。
K18WG タンザナイト ネックレス

アクアマリン ー夜の宝石の女王―

アクアマリンは、淡くほのかに青い色味が入った薄い水色をした宝石です。その色味からギリシアでは、海のニンフからの贈り物と言われ、水の象徴と呼ばれていました。アクアマリンの宝石の名前は、ラテン語の「aqua marina」という海の水との意味が由来です。

3月の誕生石としても知られているアクアマリン、太陽の光で淡い水色を示す宝石ですが、実は、夜でも魅了する素敵な宝石としても有名なんです。
アクアマリンは歴史を経ると、宝石のカットの技術が向上し、光にあたると非常に美しい輝きを持つ宝石として知られるようになりました。17世紀頃のヨーロッパ貴族の間では、夜の舞踏会で身につけると淡く透き通った光が特に好まれ流行しました。この時についた、アクアマリンの別名が「夜の宝石の女王」と言われる理由です。

昼間は淡く透き通った水のような光を放つアクアマリンが、夜の光に照らされると、月の澄んだ光を放つようになります。かのマリー・アントワネットは、このアクアマリンの宝石を愛し、ジュエリーとして愛用していたことで有名です。

宝石としての意味は、「癒やし・安かな結婚」そのため、お祝いとして渡すジュエリーとしても人気の高い宝石です。

昼間の表情と夜の表情がガラッと変わり、その変わった風合い両方が素敵な宝石のアクアマリン、夜や宇宙が好きな人にはおすすめです。
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ラピスラズリ ―群青色の空―

名前の由来は、発掘地域であるアジュール語の群青色の空という言葉から名前がつけられました。ラピスラズリとは、紀元前から愛されている宝石で、世界中の国々で美しい青色から宝石として使用されている歴史があります。歴史的遺跡で、エジプト・シュメール・バビロニアと言った古代文明遺跡から発掘されています。カットをしなくても映えるその美しさは、古代から魔除けや貴族の装飾品として使用されてきました。

世界の青の色味が鮮やかであることから、世界中で絵の具の名前として「ウルトラマリン」日本では「瑠璃色」という名前が与えられるほど非常に人気の色味です。

また、絵画に使用されている青い塗料としての歴史も古く古代エジプトのヒエログリフの青色の塗料での使用も確認されています。そのため、金よりも価値があると言われ、古代王のファラオの仮面にはふんだんに使用され、権力の象徴としてもこの青は使われていました。

このラピスラズリは、あらゆる宝石の中でもパワーストーンとしての働きがあると知られてことでも有名な石です。効能としては、魔除けといった悪から身を守る一般的な意味ではなく、その人を成長させる為に必要な試練を乗り越える力も併せ持っている石です。そのため、単なる宝飾品ではなくて、お守りとして持つことが出来る素敵な石になります。

また恋人に渡すと、相手の身を護ってくれると言われています。自分でジュエリーとして選ぶ場合でも、プレゼントしても喜ばれる宝石です。
K18YG ラピスラズリ 一粒ピアス

まとめ

タンザナイトはタンザニアの空という意味で、発見した人がキリマンジャロの山から見た、美しい空の青の名前を冠しています。夕焼けから黄昏の時間帯の頃合いを切り取った、青紫の色は他の宝石には無い色味で、人気の青系の宝石として知られるようになりました。同じ宝石でも、石ごとによって、色合いと風合いが異なり雰囲気がガラッと変わる宝石です。
パワーストーンとしての意味は、冷静や聡明といった、落ち着きを持って行動したい人としにおすすめです。

また、海の宝石の意味で有名なアクアマリンは夜の宝石の女王と呼ばれるほど、昼と夜ではその風合いが大きく変わる宝石です。夜の明かりに照らされると、青白い光が身につけている人を包み込み、凛と女性を綺麗に魅せる宝石です。

ラピスラズリは、群青色の空という名前が付けられており、とても多くの鮮やかな青色は多くの古代文明で愛され、時代の権力者の装飾品としても愛されてきました。加えて、その青い色は、絵の具の色としても愛用され、古代のエジプトではヒエログリフにまで使用されています。青い色の宝石が少なかった当時は、神聖なものとされ、金より高い価値がついている宝石です。パワーストーンとしては世界で一番古くから効果があると言われており、魔除けや試練を乗り越えるという前向きな意味が付けられている宝石でもあります。

それぞれの宝石のパワーストーンとしての意味や、歴史、身につける場面によってその人にあった宝石を選ぶ参考になれば幸いです。