ジュエリーローラのオリジナルブランド「心葉(こころば)」。
ジュエリーローラの心葉は、京都三大祭のひとつである葵祭の主役である斎王代が身につける「心葉」という飾りが由来になっています。
今回はこの葵祭の歴史を辿りながら、歴史に想いを馳せてみましょう。

京都三大祭りの一つ「葵祭」のはじまり

平安時代、祭りといえば「葵祭」と呼ばれるほど有名な葵祭は、当時は賀茂祭と呼ばれていました。

葵祭の始まりは、約1400年前にさかのぼります。
時は聖徳太子のお爺様である欽明天皇のころ、悪天候による凶作が続いて、人々はとても苦しい時期を過ごしていました。
このころのことは、日本書紀にも記されています。

古き日本では、疫病の流行や悪天候による飢饉が起こると、その時代の天皇が神に願いを託することは何度もあったのです。

そんな中、欽明天皇も賀茂の大神の祟敬者である卜部伊吉若日子(うらべいきわかひこ)を勅使(ちょくし)として先行きを見てもらったところ、「賀茂神社、賀茂に住まう神々の祟りである」とのメッセージが降りてきました。

その後、4月中酉の日に、葵桂を飾り、馬に鈴を付け、人に猪頭(ししがしら)という被り物をして走り、祭礼を行ったのです。
すると、長く続いた風雨はおさまり作物は順調に生育、その年は五穀豊穣で人々は安泰となりました。

葵祭は、五穀豊穣を祈願するお祭として始まり、今なお続くお祭りとなっているのです。

葵祭の「路頭の儀」と、「社頭の儀」

葵祭では、「路頭の儀」と、「社頭の儀」が執り行われます。かつては「宮中の儀」も執り行われてきたのですが、天皇が明治維新で東京に遷られたあとは行われなくなっています。

「路頭の儀」では、雅で優雅な平安王朝絵巻そのままの景色が全長約1キロにも及ぶ大行列として見ることができるため、葵祭の見どころになっています。
源氏物語にも、「葵祭の行列で源氏の君の姿を一目でいいから見たい」と人々が集まる様子が描かれており、当時から多くの人が注目している神事だと伺えます。
この行列は、天皇から賀茂の大神に御幣物を届けるためのもの。
そして、「社頭の儀」では、下鴨神社、上賀茂神社の神前での儀式で、祝詞が上がり、勅使が御幣物を神様へ奉納するという神事が厳かに進められて行きます。

もともと、葵祭の目的は、勅使が賀茂の大神に祝詞をあげて、供物をささげること。この葵祭の主役とも言える存在の勅使である近衛使(このえつかい)は、天皇の御使として宮内庁から遣わされているのです。

・華やかな大行列|葵祭の「路頭の儀」
「路頭の儀」では、検非違使(けびいし)、山城使(づかい)、馬寮使(めりょうつかい)、牛車、舞人(まいびと)、内蔵使(くらづかい)など総勢500余名、馬が36頭、牛4頭、牛車2基、腰輿1基が平安貴族の姿で行列になります。
京都御所を出発し、上賀茂神社まで続く8kmの道のりの中では、古き良き時代の貴族たちの装束や美を感じることができるほか、御所車や風流傘にも注目が集まり、見所がたくさんです。

・葵祭の主役である斎王代とは?
そして、五衣者唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)を纏って登場する葵祭のヒロイン「斎王代」。十二単衣を身にまとう斎王代は、葵祭の路頭の儀の中でもひときわ輝きを放っています。

・斎王とは?
天皇家から内親王が神様にお仕えするために斎院に入られる制度が「斎王」であり、その斎王の代わりに選ばれるのが「斎王代」です。
斎王代は、十二単衣を着て境内の川や池に手をひたし、御禊(みそぎ)をして身を清めます。

・斎王の身につける心葉
この斎王代は、金の枝に梅の花のついた飾り金具である心葉を身につけています。
ジュエリーローラのプライベートブランドである心葉は、斎王代に飾られるこの心葉が由来になっているのです。

葵祭では古くから伝わる装束、丁寧に作られた飾りなど、様々な道具たちにも受け継がれている歴史があり、古き良き日本の信仰を感じることができます。

京都生まれのジュエリーブランド「心葉」

「心葉ジュエリー」は、葵祭の斎王代が身につける心葉からインスピレーションを受けて命名されています。

心葉の中でも、こちらの馬蹄ネックレスは、幸運のシンボルである馬蹄がモチーフになっています。

もともと馬蹄(ホースシュー)は、ヨーロッパで悪魔やネガティブなエネルギーを避けるためのラッキーアイテムとして伝わってきました。
U字型をした馬の蹄は、「U字のくぼみの部分に幸運が入ってくる」と言われており、民家の玄関にお守り代わりとして飾られることが多いです。

また、馬の蹄を打ち付ける際の釘の数が7本=ラッキーセブンとして、ラッキーアイテムと思われてきたという背景や、イタリアで村人が権力者の馬の蹄を修理して収入を得ていたことなども、ラッキーアイテムの由来として伝わっています。

そんな幸運が込められたこちらの馬蹄ネックレスは、フタバアオイもデザインされています。
フタバアオイは、源氏物語や枕草子にも出てくる日本に古くから存在する植物です。お話の中でも、フタバアオイは「神様に逢える植物」と言い伝えられており、愛する人への贈り物に最適です。

また、フタバアオイは、葵祭にも深く関係しています。
葵祭の「路頭の儀」の行列では、坂者の衣冠や御所車などに、フタバアオイをさした飾りをつけます。
ハートの形をしたフタバアオイは、葵祭のシンボルでもあり、愛らしく豊かさを感じさせてくれるもの。

世界中で愛されるホースシューと、フタバアオイがデザインされた特別なネックレスを、大切な人への贈り物にいかがでしょうか。

K18 心葉 ダイヤモンド 0.1ct 葵×馬蹄ネックレス

まとめ

ジュエリーローラのオリジナルブランド「心葉(こころば)」の名前の由来となっている、葵祭の心葉。
華やかな行列を楽しむことができる葵祭は、6世紀から続いている由緒ある祭儀です。
途中、応仁の乱や幕末、太平洋戦争で中断することはありましたが、平安遷都から1200年経った現在でも、この葵祭は続いています。

残念ながら2020年は新型コロナウィルスの影響で、路頭の儀や御禊の儀は中止となってしまいましたが、一刻も早く新型コロナウィルスの感染が終息するよう祈るばかりです。