アーサー王物語の舞台として知られている「アヴァロン島」。今では伝説や神話の中での島とされていますが、アーサー王や円卓の騎士の伝説とゆかりが深いと考えられているとてもマジカルな島です。
アヴァロンには、アーサー王が戦で致命傷を負って最期を過ごした土地という言い伝えがある他にも、キリストがヨセフとともに訪れた土地であるなど多くの伝説が残っています。
アヴァロンでは、神々や女神たち、マジカルな存在たちはじめ多くの癒しのエネルギーが満ちていたことから、動物や植物、鉱物からのメッセージがたくさん残された「魔法の島」と云われることも。
今回は、そんなアヴァロンの世界観についてご紹介します。

魔法の島「アヴァロン」

アヴァロンは、神と女神たち、そしてマジカルな存在たちが共存していた理想の土地でした。
アヴァロンには神や女神たちが集まり、宇宙からのエネルギーをダイレクトに伝えるスピリチュアルな人たちが自然とともに暮らしていたのです。
彼らの暮らしの中では、動物や植物や鉱物とのふれあいは特別な魔法ではなく日常でした。今の私たちの暮らしの中にある二十四節気や月と太陽のサイクルのように馴染み深いものでした。

アヴァロンに住む人々はとても繊細で、女性性が大切にされていた時代だったと言い伝えられています。
男性性の性質としては、競い争うことが大切という概念が出やすくなるのですが、女性性の性質としては、愛と優しさ・育む力・癒しやヒーリングなどが特化しています。アヴァロンの女性たちは女性性の能力が開花しており、女神質の強い女性がリーダーとなって、世の中の土台を作るように動いていました。男性たちも、女性性のパワフルなエネルギーをとても高く評価していたのです。

愛と癒し、ヒーリングの世界に満ちたアヴァロンは周波数がどんどん上がって行きます。一方地球では、男性性思考が強く争いの多い人たちが増えてしまい、アヴァロンの思想とは大きなズレが出てくるようになりました。
やがて、アヴァロンはそのマジカルな性質をもって、霧の中に島ごと隠れてしまったと言い伝えられています。

ケルトとゆかりの深いアヴァロン

アヴァロンは、ケルト神話では妖精の世界として登場することもあります。「アヴァロン」の名前は、ケルト語でリンゴの意味である「abal」であると考えられており、アヴァロンとりんごの関係を説いている人たちも多くいます。
アーサー物語は、ケルト神話として伝えられている物語の一つで、物語の最後に傷を負ったアーサー王がたどり着いたアヴァロンは「りんごの島」として伝えられてきました。

そんなケルトとゆかりの深いアヴァロンでは、ケルト十字のシンボルも大切にされていました。
真ん中にサークルがあり、4方向を向いているケルト十字のシンボルのルーツは、キリスト教の十字架よりももっと昔に遡ります。十字とサークルの組み合わせのシンボルはヨーロッパに広く見られ、太陽十字とも呼ばれていました。
十字架の横の線は地上世界へと続く道として、縦の線は霊的な世界へと通じる道として、そして真ん中にあるサークルでは永遠の環となると云われ、「生命の源」としての太陽とも結びついていたと考えられています。
アヴァロンでも用いられたこのケルト十字のシンボルは、時間と空間を超えると云われる十字架の意味合いともまた少し違う意味を持ち、とても神秘的なシンボルとして人々に伝えられてきました。

聖地アヴァロンの場所と云われるグラストンベリー

そんなアヴァロンがあったと云われている有力な場所の一つに、イギリスのグラストンベリーがあります。
グラストンベリーにある「トールの丘」は、イギリスでも有名なパワースポットの一つ。このトールの丘はとても神聖な場所で、やはり妖精たちが住む魔法の国だと言い伝えられています。このトールの丘の上には、屋根のない教会である「ミカエルの塔」があり、キリストやマリアとも繋がることが出来る神秘的な場所として大人気の場所です。
トールの丘の近くには、魔法の世界を象徴するような聖なる泉「チャリスウェル」が。の泉から湧き出る水は多くの鉄分を含み、世界中の人がこの泉にパワーを求めて巡礼し、小分けして持ち帰る姿も見られます。
今もなおアヴァロンのエネルギーが続いていると云われているグラストンベリーは、どこからどう見ても神秘的な場所がたくさんなのです。

アヴァロンのエネルギーとつながるためには

私たちは大きくワンネスで繋がっていますので、グラストンベリーにいかなくても、意識をすることでアヴァロンのエネルギーと繋がることができます。
アヴァロンの女神たちは、女性神官として働いていましたので、堂々とした女性性、大きく育む愛と奉仕、ロマンスに関する様々な才能を持ち合わせています。
この女性性のエネルギーを開花させるためにも、大地と深く繋がるイメージで深い呼吸をしながらグラウンディングするために瞑想をしていきましょう。

アヴァロンの女神たちは、自分自身はもちろん、自分の暮らしや人との関係性にも責任を持っており、愛情深くそれぞれの人生を全うしました。
深い呼吸をする中で、大切な人たちとのつながりを改めて思い出しながら、心に炎が宿るイメージをしましょう。
そしてその炎が大切な人たちへ広がり、愛で満ちていくイメージをします。

アヴァロンのエネルギーと繋がることで感じられる変化は、まず「目線が変わる」ということです。愛で満たされるように感じるため、自分自身のことも、自分以外の人のことも、新しい愛の目で見ることができるようになります。

すると、人間関係が大きく拡大し、自分のソウルグループの人たちと出会うようになります。ソウルグループとは、その名の通り魂の向かう方向性が同じ仲間達ですので、彼らとの再会は自分の魂にとって大きな喜びになります。
その結果に、これまでの人生で傷ついてきた心が大きく癒されて、自分の才能が開花し、新しい現実世界を生きることになるでしょう。

女性性のエネルギーを目覚めさせるためには、ピンクインペリアルトパーズの宝石を身につけるのもおすすめです。
ピンクインペリアルトパーズは、美しさ・優雅さ・気品と女神のエネルギーで満ち溢れた輝きを放つ宝石で、女性に潜むネガティブな卑下の心を消し去り、愛と祝福のエネルギーで包み込んでくれます。

こちらのピンクインペリアルトパーズのネックレスは、グラウンディングのサポートや愛のエネルギーチャージとして、とても重宝するジュエリーです。
自分自身の癒しのために、大切な人との記念日のプレゼントにおすすめですよ。
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まとめ

今でも多くの人たちが思いを馳せているアヴァロンの島は、人間と神々やマジカルな存在たちが共存して暮らしていたと云われる理想の地でした。
アヴァロンの時代からは随分と時が流れ、世界が全く変わったように感じることも増えた今、再び人々が祈りを捧げることが多くなり、神秘的なエネルギーも感じやすくなっています。
自分のために少しだけ時間をとって、深い呼吸をしながら自分の心の内側へ入り、アヴァロンのエネルギーを感じてみて下さいね。

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