最近あちこちでアフタヌーンティーの看板を見かけるようになりました。アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」という言葉も生まれ、今盛り上がっていますよね。豪華なホテルディナーは、「まだ子どもが小さいから…」「夜は自宅でゆっくり過ごしたいから…」など色々な事情があって控えている方もいるでしょう。でもアフタヌーンティーは、限られた午後のひとときに、手の込んだ美しくて美味しいものをいただきます。ゆったりとした贅沢気分を味わえるとあって、少しずつ大人ご褒美として注目されるようになりました。
今回はアフタヌーンティーが何かを調べ、楽しむために押さえたいポイントをまとめました。ぜひ足を運ぶきっかけとなれば幸いです。

アフタヌーンティーってなに?

アフタヌーンティーはイギリス発祥の文化です。字のごとくアフタヌーン(午後)にいただくティー(お茶)のこと。アフタヌーンティーが生まれた背景には1800年代ランプの普及により夕食が少しずつ遅くなっていったという暮らしのスタイルの変化があります。それに伴って夕刻近くの空腹を軽減させるために生まれたのがアフタヌーンティー。そのためお料理の内容としては、ティー(お茶)というよりも軽食が近いかもしれません。

服装やマナーはあるの?

ホテルなどでいただくことができるアフタヌーンティーの場合、ホテルと同等のドレスコードがあります。アフタヌーンティーは敷居が高いわけではありませんが、プチ贅沢気分を存分に盛り上げるためにも、服装選びから楽しんでみてはいかがでしょう。普段なかなか袖を通すチャンスのないワンピースはありませんか?極上のブラウスもステキです。お友達の結婚式ゲスト以来…なんて服装に身を包むと、気分はどんどん盛り上がってきますよ。足元やバッグまで気を配り、特別な機会を楽しんでください。

アフタヌーンティーの一般的メニュー

アフタヌーンティーといえば基本的には3段スタンドに載っています。日本にはなじみのない食器に高く積み上げられたアートさながらの軽食は見栄え抜群。とても華やかで「映え」がポイントになるSNS時代とマッチングするのも頷けますね。
一般的に3段スタンドには
上段:ペストリー(スイーツ、デザート)
中段:スコーン
下段:セイボリー(サンドイッチ)
が載っていて、基本的には下の段からいただくのがマナー。併せていただくのは紅茶です。上質な茶葉を使い大きなティーポットに淹れられた紅茶はイギリスらしさが感じられます。普段はコーヒー党の方もここはぜひ紅茶をいただいてください。

テーマ性のあるアフタヌーンティーもおすすめ

少し前までフタヌーンティーといえば、有名ホテルにおいて一部の人が楽しむメニューだったかもしれません。でもヌン活として少しずつ認知されるとともに、個性豊かなものが出てきて市場がにぎわっています。中でもオススメしたいものが、美術館周辺でその展覧会の内容に合わせたアフタヌーンティーをメニューに出しているところです。その世界観に合わせたアフタヌーンティーはお見事そのもの。美術館でたっぷり堪能した後、余韻に浸りながらいただくアフタヌーンティーは至福のひとときです。感想を語らいながら展覧会を二倍三倍も楽しめますよ。
また日本には美しい季節の移り変わりがあり、四季折々の食材を主役にしたアフタヌーンティーも人気です。春はイチゴ、初夏のメロン、秋のマロンなどなど。大好きなものをいろいろな食べ方で時間をかけて堪能できるのは大人ならでは、ですよね。そのほかハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせたアフタヌーンティーもチェックしてみたいですね。

アフタヌーンティーに合わせたいジュエリー

とにかく映えるアフタヌーンティー。小さくてキラキラした食べ物が3段に重ねられたスタンドで目の前にセットされるとテンションマックス!特に今はSNSに活用するため写真に収めたくなりますよね。そしてそこには自分の姿が映り込むことも。アフタヌーンティーを楽しむときこそ、自分の上半身を飾るジュエリーがピッタリです。カラフルで映える軽食を邪魔することなく、肌に馴染みながら存在感を放つ…イエロー系のジュエリーはいかがでしょうか。

深い紅茶のようなカラーが美しいマデイラシトリン
K18YG シトリン ピアス

こちらのピアスは、レモンティーのようなスッキリとした中に深みを感じるカラーのマデイラシトリンが使われています。一滴の洗練された輝きは控えめながら芯があり、大人女性にスッと寄り添います。周りに縁どられたフープはツイストされていてキラキラと角度を変えて輝きます。アフタヌーンティーの華やかさにピッタリのジュエリーです。

まとめ

今回は今流行りのアフタヌーンティーについてまとめました。1800年代にイギリスで生活様式の変で生まれたアフタヌーンティーが、21世紀に入りSNS文化とマッチ。新たな大人の楽しみとなっています。おもしろいですね。
美しい軽食と紅茶の香りを楽しむ午後のひととき。紅茶色のシトロンジュエリーを身に着けて、いざヌン活を始めてみませんか?

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